7/12 Happiness Letter586〔人の為と偽りを続ける菅首相〕

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皆さま、おはようございます!
本日は、福島第2区支部長の酒井秀光(さかい・ひでみつ)氏より、「人の為といいながら『偽り』続ける偽り者は、即刻、退陣せよ!」と題し、被災地の立場からメッセージをお届け致します。
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【酒井秀光氏寄稿】

菅首相は「ストレステストを行うまで安全は確認できない(再稼働すべきでない)」と唐突に宣言し、大混乱が起こりましたが、これはあまりにもストレートな、支持率回復に向けた「亡国のパフォーマンス」です。

昨日11日、政府はストレステスト(耐性検査)に関する統一見解をようやく発表しましたが、ストレステストの具体的な検査内容や時期は未定で、原発再稼働の見通しは全国的に全く立っていません。

菅首相は、胸中にある「脱原発」「再稼働阻止」の本心を、ここぞとばかりにあらわにした形です。

そもそも、ストレステストとは、定期検査のように機器を点検するものではなく、コンピューターで弱みや安全余裕が無くなる限界を調べるシミュレーションのことであり、再稼働の条件にする類のものではありません。

実際、欧州のストレステストは原発を運転したまま実施しており、原発の再稼働とは結びつけていません。

「ストレステスト」という新たなハードルが登場し、九州電力玄海原発の地元首長らが「政府の対応が一環していない」と強く批判し、海江田経産相も二転三転する首相の方針にキレて辞任する意向を表明しました。

せっかく震災後、初めて玄海原発が再稼動の目処がつきかけていたのに再稼働が白紙となり、九州の電力危機も決定的になりました。

さらに、四国電力の伊方原発や九州電力の川内原発も当面の再稼働を断念しました。

「脱原発」「日本沈没」を目指す菅首相は、電力危機を関東・東北だけに止める気持ちはなく、電力危機を中部、関西、中国、四国、九州へと広げていくつもりなのでしょう。

EUの場合、ストレステストは中間報告まで3カ月半、最終報告まで7カ月かかっており、このままでは年内の原発の再稼働は絶望的です。

菅首相は、夏の暑さに加えて、「冬の寒さにも耐えよ」と言うのでしょうか?ここ福島も含め、震災被害の多くは北国です。菅首相は東北の極寒を体感したことが無いのでしょうか?

このまま電力の供給制限が続けば、東北地方や日本全体の経済復興も絶望的です。

「人の為」といいながら「偽り」を続ける偽り者は、即時、退陣すべきです。

酒井 秀光
幸福実現党福島第2区支部長 酒井秀光(さかい・ひでみつ)
http://sakai-hidemitsu.net/

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