皆さま、おはようございます!
本日は、静岡県本部幹事長の中野雄太氏より「安全保障上もEUの経済危機を救うべき」と題し、3回目のメッセージをお届け致します。
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【中野雄太県幹事長寄稿】
昨日は、EUの経済危機に当たって、日本が10兆円規模の直接貸付をすることで、EU発の世界不況の回避と外交上のプレゼンスを高めることが何よりも重要であることを述べました。
中国はEU経済危機を好機と見て、かなり積極的にEUに擦り寄り、支援を表明しています。
その結果、EUが中国寄りになっていることは、日本の安全保障上も決して好ましいことではありません。
中国の目的は「対中武器禁輸の解除」「ハイテク製品の対中輸出制限の緩和」等の国益の確保にあると考えられます。
フランスは今年6月に、米国による度重なる警告を無視して、ロシアに最新鋭のミストラル級強襲揚陸艦を売却する契約を結んでいます。
中国も、EUの高度な技術の詰まった武器の輸入を狙っていると言っても過言ではありません。
「トモダチ作戦」を例に出すまでもなく、「困ったときに助けてもらった」という絆は、国際社会においても十分に通用するのです。
異常な軍拡を続ける中国を牽制し、対中国防衛まで視野にいれた場合、安全保障上の観点からも日本はEU諸国との関係強化を図るべきです。(つづく)
中野 雄太
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11/12 Happiness Letter711〔安全保障上もEUの経済危機を救うべき〕
11月 12th, 2011
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