皆さま、おはようございます!
ハピネスレターでも何度か取り上げて来た八重山地区の教科書採択問題は1ヶ月半もこう着状態が続いています。この経緯と問題点、解決策について、金城タツロー沖縄県本部副代表より6回に分けてメッセージをお届け致します。
※こう着状態打破に向け、文科省が沖縄県教委を飛び越して、竹富町教委を指導する動きが出ています。詳細は黒川白雲政調会長のブログ「文科省は無能化した沖縄県教委を無視して、竹富町教委を指導せよ!」をご覧ください。
⇒http://p.tl/jXdz
☆゚・*:.。. .。.:*・゚
【金城タツロー氏寄稿】
今、沖縄県八重山地区の教科書選定がこう着状態に陥っており、9月以降、1ヶ月半も経っても何ら進展がありません。
来年度4月から新しい教科書を使って教える予定の先生方にとっても、準備期間が無駄に浪費されており、結果的に生徒達が十分な学びが得られなくなる危険が高まっています。
八重山教科書問題について、簡単に経緯を説明致しますと、来年度以降4年間、沖縄県の石垣市と竹富町、与那国町の3市町で使用される公民教科書について、8月23日、八重山地区採択協議会において、育鵬社の教科書が選定されました。
それを3市町それぞれの教育委員会が採択し、県の教育委員会が文部科学大臣に報告することになっていたのですが、石垣、与那国の両教委は育鵬社を採択しましたが、竹富町教委だけは育鵬社を不採択とし、東京書籍の教科書を採択しました。
これを受けて、八重山採択地区協議会が竹富町教委に対し、協議会の答申通りに育鵬社の教科書を採択するよう要請しましたが、竹富町教委が要請に従わず、拒否しました。
本来は、この段階で、沖縄県教委が竹富町教委に対して、早急に育鵬社を採択するよう指導すれば済んでいた話です。
しかし、何と沖縄県教委は法的根拠の無い協議の場を開き、そこで育鵬社の教科書を一転、「不採択」にするという、とんでもない「不当介入」を行い、その結果、東京書籍の教科書に覆るという異常な事態に陥っています。
八重山採択地区協議会は「教科書無償措置法」に従って、何らの瑕疵(法的誤り)もなく、育鵬社の教科書を正式に決定しています。
それを沖縄県教委は法的根拠が無いまま、「不当介入」して採択協議会の結論をひっくりかえすという法治国家において、決してあるまじき前代未聞の行為に及んだのです。
そして、今も沖縄県の仲井真知事は見て見ぬふりをし続けており、沖縄の地元紙も育鵬社採択を強烈に批判し続けているのが現状です。(つづく)
金城 タツロー
HP:http://ishin0507.ti-da.net/
10/18 Happiness Letter686〔堂々と違法行為を行う沖縄県教委〕
10月 18th, 2011
本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)
本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)