10/2 Happiness Letter669〔中国の領海支配の七段階〕

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本日は政務調査会の佐々木勝浩氏より、「中国の海洋覇権~すでに、中国の日本属国化は始まっている~」の5回目として「中国の領海支配の七段階」と題してメッセージをお届け致します。
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【佐々木勝浩氏寄稿】

《中国の海洋覇権(5)中国の領海支配の七段階》

前回のシリーズで触れましたように、中国の海洋覇権は「戦略的辺彊論」に基づいています。

その計画は、第一段階の2000~10年で「南シナ海、及び東シナ海」を支配し、第二段階の2010~20年で「西太平洋」の支配することです。

第一段階の「南シナ海、及び東シナ海」の支配は、南シナ海で先行しています。

従って中国が南シナ海でやってきたことは、今後、東シナ海でも起こることは間違いありません。

※参考【中国が南シナ海でやってきたこと】
http://happinessletter.blog111.fc2.com/blog-entry-607.html

「点」であるニュースから南シナ海で中国が起こした事件を集めて整理すると、中国の領海拡大戦術は下記のようになります。

【第1段階】周辺海域・海底の調査をする

【第2段階】一方的にその島の領有を宣言する(すでに中国は尖閣、沖縄を中国のものと宣言)

【第3段階】「領海法」や「海島保護法」などの法律をつくる。

【第4段階】海域で漁民(実際は軍事訓練を受けた海上民兵)に操業させる。

【第5段階】周辺国が抗議してくれば漁業監視船や武装船を出す。

【第6段階】島に建設物を作り、漁民(海上民兵)を住まわせる。

【第7段階】その島の200海里(排他的経済水域)を主張し、影響海域を拡大する。

現在、東シナ海の支配は「第5段階」から「第6段階」に向かう移行期に入っていると言えます。(つづく)

佐々木 勝浩

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