皆さま、おはようございます。
本日は、幸福実現党岐阜県本部幹事長兼岐阜5区支部長の加納有輝彦(かのうゆきひこ)氏より、「福島県避難所生活の現状と課題」と題し、数回に渡り、レポートをお届け致します。第1回の本日のテーマは「決死の避難行」です。
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【加納有輝彦氏寄稿】
先日、福島県の避難所に、上條幸哉党本部選挙対策担当部長、北川さとこ京都6区支部長、中根ひろみ愛知11区支部長と共に訪問致しました。
避難所の皆様のお役に立ちたかったことと、避難所生活者の方々の生の声を聴くことが、東北復興の出発点であると考えたからです。
私たちが訪問した避難所の具体的町名は控えさせて頂きますが、訪れた避難所にお住まいの皆さまは、福島第一原発事故の警戒区域にあたる住民の方々が強制避難生活をされていました。
最初、この避難所のお世話人の方にお話を伺い致しました。
3月11日の大震災、大津波、そして翌日の水蒸気爆発、更には強制避難……
ところが、「強制避難」と言っても、どこに避難したら良いのか、政府や自治体から指示はありませんでした。
やっとのことで避難を始めても、道路は所々で寸断され、更には通行止め、大渋滞……手探りでルートを模索しながらの避難が始まりました。
そして避難行の混乱の中で、家族はバラバラになってしまったということです。
その混乱の様子をお伺いし、まるで終戦時、ソ連軍の侵攻から着の身着のままでの逃避を余儀なくされた「満州避難行」を彷彿とさせる内容でした。
ほうほうの体で、ようやく辿り着いた避難所では、地元優先で立ち退きを余議なくされました。
また、ある避難所では1mもの積雪があったにもかかわらず、暖房設備が不備で、お孫さんが40度の熱を発し、病院に駆け込んだこともありました。
当初の混乱は本当に筆舌に尽くしがたい状態であったということです。
震災後、政府や自治体が大混乱に陥り、全く有効な対策がなされない中、避難された方々の自助と助け合いにより、ようやく避難がなされたのが実状であったことを実感致しました。(つづく)
加納 有輝彦
HP:http://ameblo.jp/papadad/
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9/5 Happiness Letter642〔決死の避難行〕
9月 6th, 2011
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