2/20 Happiness Letter758〔市民団体「減税で子供の明るい未来をつくる会」発足!!〕
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昨年11月末、民主党政権は復興増税を決定。この動きをみて、具体的な抗議行動を起こすことを目的とし、市民団体「減税で子供の明るい未来をつくる会」が発足しました。
これまで、野田首相や財務相幹部等に「公開質問状」を送付するなど、増税阻止に向けた活動を続けて参りました。
今般の「社会保障・税一体改革大綱」の閣議決定を受け、消費税増税を断固阻止すべく、2月24日(金)、「減税で子供の明るい未来をつくる会」第1回シンポジウム「増税は必要ない!!」を開催する運びとなりました。
今回の講師を務める東京茶会事務局長の渡瀬裕也氏は、アメリカのティーパーティーとも連携を持し、自由経済を広めるグラスルーツ活動を展開されており、切れ味鋭く、わかりやすいお話で非常に大評判です!!
野田首相や財務省が展開する「増税必要論」が全て大ウソ、詐欺であることが緻密なデータで次々と露呈されます!ぜひ、ご友人知人お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください!
《開催概要》
日程:2012年2月24日(金)
開場:19:00~/開始:19:30~/終了:21:15
講師:渡瀬裕也氏(東京茶会 事務局長)
講話:「増税は必要ない!!」
場所:新宿区戸塚地域センター 多目的ホール
東京都新宿区高田馬場2-18-1⇒http://goo.gl/3W2gd
*高田馬場駅下車 西武新宿線 線路沿い北へ徒歩3分
講師プロフィール:早稲田大学招聘研究員、早稲田大学公共経営研究科修了
日本版ティーパーティー、東京茶会事務局長としてアメリカのティーパーティーと連携。自由経済、自由社会を広めるべく活動中。
日本では穏便な社会活動をモットーとし、減税、規制緩和を通じた社会変革を目指して活動している。
参加費:500円(予め硬貨をご用意ください)
主催:「減税で子供の明るい未来をつくる会」
代表:上田哲次(問合せ:make.brightfuture@gmail.com)
「減税で明るい子供の未来をつくる会」事務局
http://goo.gl/TlJ05
[HRPニュースファイル188]日本政府は北朝鮮の「核の刀狩」を目指せ!
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北朝鮮が、核実験やミサイル発射を行う可能性が出てきました。
韓国国防省高官が17日、北朝鮮が3度目となる核実験や、弾道ミサイル発射を行う可能性について「1~2カ月程度の追加的な準備をすれば(実施が)可能な状態を維持している」と述べたことが報じられています。(2/18 産経→http://goo.gl/zUwt4)
その背景には、北朝鮮の内部事情があります。金正恩氏の父親である金正日氏が権力を継承した際に「遺訓統治」がなされました。「遺訓統治」とは北朝鮮独特の政治手法です。
主体思(チュチェ)想の創始者として権威づけられている金日成主席が1994年に死去して後も、その地位に留めておき、金正日氏自身は一歩下がった国防委員長という立場に就くことで、金日成主席の偉大な権威を利用しながら、北朝鮮を実質的に統治する政治手法です。
金正恩氏も「金正恩時代」の幕開けに際し、「遺訓統治」を行うことで、権力固めを行うことはほぼ確実であると見られています。(2011/12/22 聯合ニュース「北朝鮮が『正恩時代』宣言遺訓統治示唆=党機関紙」→http://goo.gl/gxzv9)
しかし、父親の金正日総書記が権力を継承した時に比べて、息子の正恩氏は実績を積み上げておらず、そのことが権力継承を確立する上での不安要因になっています。
冒頭の報道のように、「金正恩時代」の幕開けを華々しく告げるべく、今年の4月15日、北朝鮮の最大の祝日とされる「太陽節」に合わせて、ミサイル発射ないしは核実験を強行する可能性は十分にあると言えます。
では、国際社会が北朝鮮のこのような状況を許してきた理由は一体何でしょうか。それは、主に「地政学」的な理由から来ています。
内陸部国家の「ランドパワー」と海洋国家の「シーパワー」のぶつかる大陸周縁地域「リムランド」(極東、西欧、中東)では、紛争が起きやすい状況があります。
第二次世界大戦が終結して以降、自由主義国と共産主義国との冷戦が始まりました。その争いの中で朝鮮半島を2つに分けた朝鮮戦争が1950年に起きました。
朝鮮半島は、ユーラシア大陸におけるリムランドの代表的な地域の一つであり、ソ連や中国(ランドパワー)のような大陸国家と、アメリカのような海洋国家(シーパワー)に挟まれた地域です。
このような地域は、大陸国家と海洋国家が争う地域であるために大陸国家と海洋国家が直接対決をしないようにクッションである国家を置いて互いを牽制し合っています。
北朝鮮は、大陸側に位置しているので大陸国家である中国やロシアの支援を受けており、一方、韓国は海側に位置しているので海洋国家であるアメリカや日本の支援を受け、それぞれが互いに牽制し合っているという構図になります。
日本、アメリカ、中国、ロシア、韓国が参加し北朝鮮をどうするかについて6か国協議で話し合ってもなかなか解決しない理由はここにあります。
そうした地政学的環境の中にあって、北朝鮮は自国の生存を確実なものとするために、上手く立ち回り、核兵器と弾道ミサイルを開発し、脅迫的な「瀬戸際外交」によって、食料支援などの物資を引き出して来ました。
このような均衡状態から脱し、北朝鮮の「終わりの始まり」をもたらし、北朝鮮の圧政から北朝鮮の人々を解放するためには、直接的脅威を受けている日本こそが現状打破を仕掛けていく必要があります。
特に、日本は拉致問題を抱えており、金正恩新体制が固まらない今こそ、同胞を救うチャンスであることを忘れてはなりません。
そのためには、米国はもちろんのこと、韓国、ロシアとも連携し、北朝鮮の核開発に対して制裁を含めた強い圧力をかけ、核兵器の完全廃棄を目指した「核の刀狩」を進め、体制変革へと追い込んでいく必要があります。
しかしながら、野田・民主党政権は、大増税で国力を削ぐことのみに終始しています。隣国の「核武装国家」誕生を黙認する無策無能な野田政権は即刻、退陣すべきです。(文責・佐々木 勝浩)
[HRPニュースファイル187]進むインフラ老朽化~「公民連携(PPP)」で財政負担を減らせ!
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現在、国会において平成24年度予算案が審議されていますが、「増え続ける社会保障費や年金・医療に対処するため」と称して「税・社会保障の一体改革」大綱が閣議決定され、増税に向けて加速しています。
しかし、今後増え続ける歳出について、社会保障費以外に予算案に計上されていない隠れた潜在的社会リスクとして、「インフラの老朽化」が指摘されています。
このことについて、2月14日付サンケイビジネスアイで、小林隆太郎氏が「進むインフラ老朽化」として以下のように述べています。⇒http://goo.gl/OzE5O
「日本のインフラは、東京五輪が開催された1964年前後に建設、整備されたものがかなり多い。したがって、これらが一斉に現役引退の時期を迎えることになる。
今後20年以内に、建築後50年以上経つ社会資本の割合が50%以上を占めるとみられているのだ。
国土交通白書などによると、2009年時点で、20年後に築50年以上となる割合は分野別で、道路・橋の51%、河川管理施設は51%、下水道管渠22%、港湾岸壁48%といった具合だ。
また、全国の上水道資産は40兆円あるといわれ、このうち高度成長期に整備された多くの施設が更新期を迎える。そのピークとなる2020年までに毎年約7,500億円もの投資が必要になるとみられている。
とはいえ、自治体水道局などの事業者のうち、財政的に余力のあるところは少ない。老朽化していく道路や橋、水道などのインフラ更新には今後50年間で合計190兆円もかかるとの国交省の試算もある。
2037年ころにはインフラの維持管理と更新に必要な費用を公共事業予算で賄えなくなり、耐用年数を過ぎた道路や橋がそのまま放置される恐れが出てくる。もっと早い時期に維持管理費を捻出できなくなるとの試算もある。」
超少子高齢化の中で、高度経済成長に作られたハコモノを維持管理し続けていくことに限界が来ており、増税で対処することは至難の技とも言えます。
このような状況を打開する切り札として期待されているのが、「公民連携」(PPP:Public-Private Partnership)という考え方です。
「公民連携」(PPP)とは「民間にできることは民間に委ねる」「官から民へ」の方針の下、「小さな政府」を志向し、財政負担の圧縮を図りながら、民間事業者の資金やノウハウを活用して社会資本の整備や公共サービスの充実を図ることです。(PFI/PPP推進協議会HPより)
象徴的な事例としては、アメリカのサンデイ・スプリング市の試みが有名です。
同市(人口約10万人)は、2005年に市政全体を民間企業に委託し、市長1名、市職員4人しかおらず、包括的な自治体運営の効果として、半分以下の予算規模に効率化されたとの試算もあり、近隣市の固定資産税率の半分以下に減税されています。
公民連携(PPP)は、行政を公務員によるお役所仕事ではなく、創造的なマネジメントによる経営努力で「小さな政府」や減税を実現させる大きな可能性を有しています。
更に公民連携(PPP)は、アジアの成長を経済成長につなげるために、電力供給・道路鉄道等の交通網・上下水道・通信などの社会インフラ整備を輸出産業にしていく、国家プロジェクトにおいてが重要な可能性を担っています。
経済成長著しいアジアでは2010年から10年間で、インフラ整備のニーズが8兆ドル(約622兆円)規模にも上るとされています。(1/26 SankeiBiz「インフラ輸出官民連携で攻勢」http://goo.gl/NoqNP)
また、先進国における財政状況の悪化により政府開発援助(ODA)が削減されており、新興国の多くにおいても、社会資本の拡充に充てる財源が無く、民間や公的資金を必要としており、公民連携(PPP)の手法が期待されています。
野田・民主党政権が考えているように「増税だけが財政再建の解決策」だというのは、余りにも知恵が不足しています。
公民連携(PPP)を活用することにより、「財政負担の削減」と「経済成長」を両立させることが可能となるのです。(文責・小川俊介)
[HRPニュースファイル186]「マイナンバー」制度導入――国民を愚民視するんじゃない!
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政府は14日、国民一人一人に番号を付けて納税記録や社会保障情報を管理する共通番号「マイナンバー」制度(「共通番号」制)を導入する「個人識別番号法案」を閣議決定しました。
過去、議題に上がっては消え、長らく議論されてきた問題です。このタイミングでの閣議決定は、消費税増税と連動したものです。
民衆党はかつて、「マイナンバー制」の元となる「住民基本台帳ネットワーク」の導入に「個人情報は国家管理されるものではない」と猛反対していました。
現状、「マイナンバー制」については、政府の世論調査では8割以上が制度の内容を「知らない」とし、4割がプライバシー侵害を、3割が悪用を心配しており、とても国民の承諾が得られているとは言えません。
そのため、政府は「マイナンバー制」導入のために、アメを用意しています。番号制を使って所得をより正確に把握することで、低所得者に給付金を支給する「給付付き税額控除」を導入するとしています。
また、もう一つのアメとして「特定支出控除」があります。これは、サラリーマンにも必要経費が大幅に認められることになるというものです。確定申告時に「特定支出控除」という制度がありますが、その支出項目を増やそうとするものです。
源泉徴収制度の下、必要経費の実費控除を認められていないサラリーマンにとって、特定支出控除の範囲が広がること、それ自体は悪いことではありません。
しかし、消費税増税を断行するために、アメをぶら下げ、国民の承諾も無いまま、長年注意深く議論してきた「共通番号制」までをも、この期に一気に行う。これは非常に危険な政策です。
民主党政権の志向する社会は「重税国家」「国家社会主義」であり、「国家社会主義」と「共通番号制」が結びつくことに非常に脅威を感じます。
政府がいかに否定しても、「マイナンバー」制度は、機能として「国民総背番号制」であり、全国民のあらゆる履歴が政府の管理下におかれる道が開かれます。
私達は、ちっぽけなアメによって、ごまかされてはなりません。「共通番号制」の導入により、特に納税者の85%を占める給与所得者(サラリーマン、アルバイト、パート等)は、ますます政府の管理下・統制下におかれることになります。
日本の納税方式は原則として、申告納税制度です。これは、納付すべき税額が納税者自身の申告により確定することを原則とする制度です。(国税通則法第16条)
しかし、源泉徴収制度のもとでは、サラリーマンは自ら申告する権利を与えられていません。
「申告納税制度が機能する条件として、納税者の側がある程度の知的レベルに達していなくてはならぬ。」(『税金の論理』元税制調査会会長石弘光)
源泉徴収制度を「是」とする、この言葉は、裏を返せば「申告納税」が所得税の本来のあるべき姿であるが、「サラリーマンは申告納税できる知的レベルに達していない」という意味であり、私たちは「愚民」であるということです。
根こそぎ、国民の所得税を引き上げる源泉徴収制度、さらに共通番号制度の導入によりその捕捉率を高め、増税をかけようとする姿勢は、効率化という次元の問題ではなく、一つの愚民化政策でもあると考えるべきです。
「与党民主党のマニフェストがすべて『ウソ』と証明された今、下野するのは当然だろう。国民を愚民視するんじゃない。」(『もしケインズなら日本経済をどうするか』「まえがき」大川隆法著)
この言葉に為政者は耳を傾けるべきです。(文責・加納有輝彦)
2/17 Happiness Letter757〔公開セミナー「沖縄と日本の危機」〕
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毎週金曜日連載のフジサンケイビジネスアイ「ついき秀学のMirai Vision」。本日のタイトルは「政府を頼るのは〝超〟重税国家への道」です。
人口構造の変化により、破綻必至とみられる年金制度。そこで、ついき党首が自助努力を中軸に据えた社会保障制度への移行を提言します。是非、御一読ください!
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昨日の幸福実現TVは「増税は必要ない!年金詐欺の真実!!」と題し、HS政経塾の吉井利光氏をゲストに迎え、黒川白雲政調会長、白倉律子氏と共にお送りしました!「詐欺」的手法で増税に導く野田政権は断じて許されません!!
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■第4回「中国・マスコミ問題研究会」公開セミナーのお知らせ
危機に立つ尖閣諸島、中国艦隊通過が常態化する沖縄の海、普天間基地問題で深まる日米同盟の亀裂、工作員による「琉球自治区」工作……日本の「要衝の地」沖縄は、今、最大の危機に面しています。
今回は、新刊『誰も語れなかった沖縄の真実 ――新・沖縄ノート』が話題の、沖縄の安全保障問題の第一人者である惠隆之介(めぐみ・りゅうのすけ)先生より、「沖縄と日本の危機」について御講義を頂きます!
【日時】2012年2月26日(日)
16:30~開場/17:00~開演/19:30終了予定
【会場】きゅりあん(品川区総合区民会館)大会議室6F
品川区東大井5-18-1⇒http://yahoo.jp/umr_Ea
・JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線「大井町駅」より徒歩1分
※JR中央口改札を出て左へ→遊歩道橋を渡った目の前のビル
【プログラム】
基調講演「沖縄と日本の危機」
講師:惠隆之介氏(拓殖大学客員教授・沖縄国際大学非常勤講師)
研究発表「沖縄が琉球自治区になる日」
講師:矢内筆勝(中国・マスコミ問題研究会代表)
質疑応答(20分)
チラシ(jpg)⇒http://goo.gl/sDkoO
※当日のプログラムは変更になる場合がございますので何卒ご了承ください
※資料コピー代等として1,000円のカンパのご協力をお願いいたします
※参加ご希望の方は、ご氏名・ご住所・お電話を明記の上、事務局(renraku.atmk@gmail.com)までメールでお申込み頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。
[HRPニュースファイル185]中国の「情報戦」のしたたかさ
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今日はクイズ形式で始めます。次の新聞記事は、どこの国がどこの国について報道した記事でしょうか?
「海外メディアによると〇〇政府は今年、新型空母2隻の建造に着手する。すでに昨年9月に、新型ヘリコプター空母2隻の建造計画を発表した。
排水量2万4000トン、ヘリコプター9機を搭載可能で、1隻あたりおよそ10億4000万ドルを投じる。このヘリ空母は排水量においても技術においても英国やスペインの現役空母を凌駕し、▽▽最大の軍艦となる。
軍事専門家は『〇〇は他国がどこまで容認するかを試している。海洋大国として、洋上で一定の重みを持つ必要がある。これは政治大国化への重要な一歩だ』と指摘する。
このほか〇〇は武器輸出にも全力で取り組んでいる。〇〇政府は昨年12月、『武器輸出三原則』に基づく禁輸政策を大幅に緩和し、武器の国際共同開発への参加や、『人道』目的の活動への装備供与を可能にするという重量『爆弾』を落とした。
〇〇政府の『宇宙開発戦略本部』の専門調査会は新年早々、『宇宙航空研究開発機構設置法』について『平和目的に限る』との規定を削除し、防衛目的にも利用できるよう改正することを提言した。
専門家は運搬ロケットと弾道ミサイルは技術的に『紙一重』の違いしかなく、この行動の背後には非常に危険な動機が隠されていると指摘する。」
答えは、中国共産党の機関紙『人民日報』のニュースサイト「人民網」の「武器輸出、空母建造、常任理事国入り――日本の動きが意味するもの」と題した記事であり、〇〇には日本、▽▽には海上自衛隊が入ります。⇒2/2 人民日報 http://goo.gl/SNBhe
記事に出てくる「空母」とは、海上自衛隊が建造中のヘリコプター搭載護衛艦「22DDH」のことです。対潜・対水上戦能力の向上を図り、国際平和協力活動、災害派遣などを目的に、今年1月から建造が始まったもので、完成は2014年の予定です。
しかしながら、戦闘機は搭載できませんし、基準排水量も約2万トンで、中国が建造した6万トン級の空母ワリヤーグとは、その戦力も目的も全く別な艦船です。
「武器輸出三原則」については、昨年12月に、藤村修官房長官が発表しました。これまでの事実上の「全面禁止」から、国際共同開発・生産への参加や平和貢献・国際協力での装備品供与を例外として認めるようにするというもので、「防衛装備品の国際共同開発・生産を進め、最新の防衛技術を獲得」が目的です。(2011/12/27 産経)
「宇宙開発戦略本部」については、独立行政法人「宇宙航空研究開発機構」の設置法(JAXA法)を改正し、宇宙開発を平和目的に限定する項目を削除する方針を固めたもので、ミサイル防衛(MD)の精度向上に向け、偵察衛星や早期警戒衛星の研究開発を目的としたものです。(1/3産経)
いずれにしても、こうした政府の動きは、普通の国家なら「当たり前」の防衛政策です。
逆に、これまで日本は防衛力に関しては自縄自縛で、大型艦船も武器の国際共同開発も、宇宙空間の安全保障への利用もできなかったこと自体が、独立国家としては異常なことでした。
こうした動きは、空母建造による中国の海洋覇権主義や衛星攻撃兵器(ASAT)開発などによる「宇宙戦争」への準備など、中国が進める軍事大国化路線に対応しようというものであり、この記事が言うように「政治大国化への重要な一歩」や「弾道ミサイル」開発など、「非常な危険な動機」など、さらさらないことは、日本国民なら誰もが分かっています。
ましてや、これらの動きは、巨大化する中国の軍事的な脅威に対する防衛措置としては全く不十分で、「ささやか」な防衛上の第一歩に過ぎないことは、軍事的な専門家なら一目瞭然です。
しかし、これをことさら「日本の軍事大国化」「中国に対する脅威の増大」だと、自国のマスコミを使って恣意的に国内外に報道するところに、中国の情報戦のしたたかさと戦略性があります。
軍事拡大を続け、アジアに脅威を与え続けている中国が、「日本の軍事大国化」に警鐘を鳴らすなど、呆れてものも言えません。
こうした中国の情報戦に惑わされることなく、日本は中国の軍事的脅威の拡大をしっかりと見据え、効果的で有効な防衛隊体制の構築に、全力を傾けなければなりません。(文責・矢内筆勝)
2/16 Happiness Letter761〔幸福実現党役員人事について他〕
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この度、2月15日(水)の役員会にて、下記人事が了承されましたので、御報告致します。
<新・党役員>
・加藤 文康(ぶんこう)研修局長
【プロフィール】
1962年9月10日 東京都生まれ(49歳)
東京大学法学部卒業、日本電信電話株式会社(NTT)、神奈川県(財政課)勤務
1990年 宗教法人 幸福の科学に奉職(専務理事、指導研修局長等を歴任)
NPO「いじめから子どもを守ろうネットワーク」相談役
☆゜・:.。. .。.:・゜
■本日は、加藤文康研修局長より、メッセージをお届け致します。
☆゜・:.。. .。.:・゜
このたび幸福実現党の研修局長に着任しました加藤文康です。
政党では主に、5月に落慶予定の「ユートピア活動推進館」(東京・赤坂)での研修を担当して参ります。(※ユートピア活動推進館につきましては、別途ご報告致します。)
幸福の科学の精舎で培った経験や過去の選挙体験も生かしつつ、幸福維新成就のために、維新の志士輩出のために、微力ながら精一杯、精進して参ります。御指導の程、宜しくお願い申し上げます。
加藤 文康
HP:http://kato-bunko.com/
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■本日2/16(木)21:00~「新・幸福実現TV」生放送!!
本日2月16日(木)21:00~の幸福実現TVは「増税は必要ない!年金詐欺の真実!!」をお送り致します!!⇒http://goo.gl/EiuFX
年金制度は、自民・民主時代を貫く「壮大な詐欺」である――現行の年金制度の破綻は避けられず、今こそ年金の抜本的見直しと国民の意識変革が必要です!
HS政経塾で年金問題を専門に研究している吉井利光氏(東京都第9区支部長)が、野田・民主党政権が画策する「年金詐欺の真実」、そして改革の方向性について分かりやすく提言致します!
本日のキャスターは黒川白雲政調会長、白倉律子氏です。また、あえば直道広報本部長からは「アメリカ最新リポート」を現地よりライブでお届けいたします!どうぞお見逃しなく!!
幸福実現TVの生放送は、放送時間帯(2/16(木)21:00~)に下記よりご覧頂けます。
・ニコニコ動画生放送⇒http://goo.gl/rBk9D
・Ustream生放送⇒http://goo.gl/6FN7p
[HRPニュースファイル184]日銀のデフレ脱却政策は本物か
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日本銀行こと、日銀が14日の金融政策決定会合で追加金融政策を発表しました。実質上のインフレ目標1%と資産買い入れなどの基金を10兆円積み増しました。
具体的な骨子として、当面は消費者物価指数の上昇率1%を目指すこと。1年ごとに物価が安定しているかどうかを点検すること。ゼロ金利を当面維持し、デフレ脱却に向けて政府、民間企業、民間金融機関が協力していく旨が述べられています(日本銀行「金融緩和について」⇒http://goo.gl/x9nSS)。
デフレ脱却と追加金融緩和という姿勢を強く打ち出したことは、これまでの消極的な日銀からすれば大いなる進歩と言えるでしょう。
また、インフレ目標の導入をかたくなに拒否していた白川方明日銀総裁の「豹変」も大いに注目されることです。
この裏では、先月インフレ目標を決定した米連邦準備理事会(FRB)の動向があるのは間違いありません。同時に、10月から12月のGDPが2期ぶりのマイナス成長となったことへの緩和措置もあります。
もう一点、特筆するべき点があります。1月末に発売となった『日銀総裁とのスピリチュアル対話』(http://goo.gl/dpEo4)の発刊、幸福実現党の党員や学生によるビラまきが徹底して行われていた事実を無視することはできません。
もちろん、かねてから日銀の金融政策を批判してきた嘉悦大学の高橋洋一教授や学習院大学の岩田規久男教授のような学者の存在、デフレ脱却を政府に進めてきた評論家の活動もあります。
こうした地道な活動が日銀を動かしてきたことは事実であり、ある意味一定の成果につながっているのは間違いないのです。
日銀の政策が発表されたことで外国為替市場も反応しています。14日午後の円相場は円売りドル買いが進み、一時は1ドル78円を超えました。それまでは、77円付近だった水準から円安が進んだことになります。
東京市場で78円を記録したのは昨年末の12月27日以来です。加えて、海外の外国為替市場でも1ドル78円台を記録、ユーロに対しても103円台まで円安が進んでいます。
今後、日銀が徹底した金融政策を断行するならば、さらに為替相場に影響を与え、次は株式市場へも影響を及ぼすと考えられます。
ただし、今回の日銀の金融政策を手放しで喜ぶことは慎むべきです。まず、デフレ基調は1998年から始まっており、まだ改善されていません。さらに、昨年は東日本大震災や原発事故、円高の高進、失業率の上昇などが明確になっています。
雇用が24万人創造され、失業率が下がったアメリカ経済でも、まだまだ回復の途次にあります。欧州は、ギリシャ債務危機によって揺れており、内外の経済情勢が厳しさをます昨今、今回の日銀の決定は遅すぎたと言っても過言ではありません。
もう一点、資産の買い取り基金として10兆円を積み増したわけですが、これでは物足りないということです。現在、デフレギャップは20兆円以上あるとの試算があるわけですから、日本経済を震災復興から回復させるためには、10兆円では少なすぎます。
また、実際に10年物などの長期国債を購入するかどうかも甚だ疑問です。これまでの日銀の行動を見る限り、基金は積み上げたが実際に購入するかどうかは極めて未知数なのです(同様の内容をクレディ・スイス証券の白川浩道チーフエコノミストも指摘している)。
さらに、FRBのようにいつまで金融緩和を続けるのかという時期が設定されていないこと。そして、政策としての拘束力がないことを指摘することができます。日銀には、イングランド銀行のように、目標を達成できなかった場合の責任問題がありません。
これは、1998年に日銀法が改正されて、日銀が政治圧力から独立しているとう法律の問題とも関連があります。
本格的に日銀のデフレ脱却を推し進めるならば、日銀法の改正を見据えた目標設定権限を強化するべきでしょう。⇒HRPニュースファイル179 http://goo.gl/0Vw4g
とまれ、腰の重い日銀が動き出したことはよいことです。課題は政策のタイミングが遅いこと、資金提供の規模が小さいこと、政策の拘束がないために責任問題が曖昧なことです。
要するに、「日銀がデフレ脱却に本気かどうか」を判断するのは時期尚早だということです。
引き続き、日銀をウォッチしていく必要があるのは言うまでもありません。(文責・中野雄太)
[HRPニュースファイル183]財務省の「日本の国民負担率が低い」は統計のトリックである。
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【財務省の統計トリック】
「国民負担率」とは、租税負担率と社会保障負担率を合計した割合のことです。大雑把に言えば、私達が稼いだ所得の内、税金や年金、医療保険などのために支出する割合だと言えます。
政府が増税の根拠を示す際、よく用いるのが「国際的にみて日本は国民負担率が低いから、まだ増税の余地がある」という議論です。今回は、この点について検証致します。
財務省は、ホームページで「国民負担率の国際比較」と題し、国際比較のグラフと共に「日本の国民負担率は、主要先進国と比べると低い水準にあります」と説明しています。⇒http://goo.gl/o8vyA
このグラフによれば、国民負担率は日本38.8%、アメリカ32.5%、イギリス46.8%、ドイツ52.0%、スウェーデン59.0%、フランス61.1%となっており、確かに、日本の国民負担率はアメリカに次いで低い数値となっています。
このグラフだけ見ると、日本も増税する余地が大いにあるような錯覚に陥りますが、ここに「統計のトリック」があることを指摘しておきます。
「第一のトリック」は、財務省統計では、租税負担と社会保障負担の合計の「国民所得」に対する割合を「国民負担率」としていることにあります。
国際標準では「国民負担率」は「国民所得に対する割合」ではなく、「GDP(国内総生産)に対する割合」が用いられています。
※『国際比較にみる日本の政策課題』(国立国会図書館)p.28には「日本では一般的に、租税・社会保障負担額の対国民所得比が用いられるが、対国民所得比を用いると分母に間接税が含まれないため、税収に占める間接税の割合が高い国は相対的に負担率が高く表わされる傾向がある。OECDの統計では、国際比較をする際、租税・社会保障負担額の対GDP比で比較をして」いると記されています。⇒http://goo.gl/bFXzY
すなわち、財務省方式の「対国民所得比」を用いると、分母に間接税が含まれないため、間接税の割合が高い欧米の国は相対的に負担率が高く、日本は相対的に負担率が低く見えるというトリックが駆使されているのです。
実際、国際方式である「対GDP比」の「国民負担率」で見ると、日本28.1%、アメリカ26.4%、イギリス37.3%、ドイツ39.3%、スウェーデン43.7%、フランス45.2%となり、財務省方式と比べて、日本と欧米との差は大きく縮まります。(財務省「国民負担率の国際比較」より⇒http://goo.gl/eC1rZ)
「第二のトリック」は、税金負担と社会保障負担に財政赤字額を加えた割合である「潜在的国民負担率」(対GDP比)を見せないようにしていることにあります。
「将来の税金」とも言える財政赤字を加えた「潜在的国民負担率」で比較すると、日本36.2%、アメリカ32.3%、イギリス42.1%、ドイツ39.3%、スウェーデン43.7%、フランス48.5%となり、日本と欧米との差は更に縮まります。(同上)
上述した財務省方式では、日本と「高福祉・高負担」国家であるスウェーデンの国民負担率の差は20.2ポイントと大差がありますが、「潜在的国民負担率」(対GDP比)で見ると、両国の差は僅か7.5ポイントに過ぎません。
結局、財務省の統計は、世論を増税に導かんがための「統計のトリック」を大いに駆使したものであり、こうした「悪意ある統計」を垂れ流しにし、国民を洗脳しているマスコミも同罪です。
【「重税感」こそが問題の本質】
また、「国民負担率」に関わらず、日本人の多くが「重税感」を感じている理由について、慶應義塾大学の土居丈朗教授は「払った税金に見合うだけのメリットを自分たちが得られないから」と説明しています。(土居丈朗著『財政学から見た日本経済』光文社新書)
すなわち、「日本は国民負担率が低いから、まだ増税の余地がある」という単純な議論は間違いで、私達の税金が無駄遣いされ、国民がメリットを受けていないことにこそ問題の本質があるのです。
「重税感」は「国民負担率」だけでは表されません。行財政の無駄を放置したまま増税すれば、日本国民は更なる「重税感」を負うことになります。
「日本の国民負担率が他国と比べて重いか軽いか」は二の次であり、政府は「増税」を論じる以前に、まずは「払った税金に見合ったサービスが供給されていない」お粗末な国政・行政の現状を改革していくことから始めるべきです。(文責・黒川白雲)
2/14 Happiness Letter760〔仙台でも増税反対デモ!〕
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本日はお知らせを2件、ご報告申し上げます。
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■「民主党・野田政権の即時退陣を求めるデモin仙台」開催のお知らせ(集会&デモ)
増税によって国民から富を収奪し、政府の肥大化と経済的自由の抑圧をもたらす民主党・野田政権の「国家社会主義」は、決して看過できるものではありません。
そこで、幸福実現党宮城県本部は、2月18日(土)「民主党・野田政権の即時退陣を求めるデモin仙台」に協賛参加致します⇒http://goo.gl/J5ZEe
【主催】『民主党・野田政権の即時退陣を求めるデモ実行委員会』
【開催日時】2月18日(土)12時30分集合・12時35分開会
【集合場所】勾当台公園市民広場(宮城県青葉区本町3丁目)⇒http://goo.gl/Fle9O
【プログラム】12:30勾当台公園市民広場集合/12:35開会/13:00デモ隊出発/14:00広場に戻り、閉会
【デモルート】市民広場→一番街アーケード→青葉通り→晩翠通り→一番街アーケード→広場
【問い合わせ先】『民主党・野田政権の即時退陣を求めるデモ』実行委員会代表:西本(Tel:090-5190-9530)
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■「消費税増税に反対する請願」100万人署名活動ご協力のお願い
大和総研によると、消費税増税を柱とする「社会保障と税の一体改革」により、年収500万円の標準世帯では増税によって可処分所得(手取り)が年間約31万円も目減りします。月額平均で約2万6千円も減り、13年からは復興増税ものしかかります。(1/24 産経「国際的にも異様な消費増税」⇒http://goo.gl/Jnvgc)
幸福実現党は、標準世帯で年間31万円もの負担増となる厳酷無比な大増税から国民の生活と日本経済を守るべく、「消費税増税に反対する請願」に協賛参加致します。
各種増税反対団体の署名を集め、「増税が国を滅ぼす!国民会議議長」内山優氏(日本税制改革協議会会長)より、国会議員を通じて国会に請願します。(「請願」とは憲法上第16条によって保障された、国民が国に対して要望を提出する行為のことです。)
一人一人の「消費税反対の声」が野田首相による「重税国家」への暴走を食い止めます!!ぜひふるって、署名活動にご参加ください!
第一次締め切りとして、3/25(日)までに下記宛先までお送り頂きますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
【送付先】東京都中央区銀座2-2-19 幸福実現党
詳細⇒http://goo.gl/X4aFX
署名用紙(PDF)⇒http://goo.gl/vQGp6
主催団体による請願告知⇒http://goo.gl/9wgJi