3/2 Happiness Letter764〔明日3/3鹿児島増税反対デモ!!〕

本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)


皆さま、おはようございます!
毎週金曜日連載のフジサンケイビジネスアイ「ついき秀学のMirai Vision」。本日のタイトルは「日銀の『インフレ目標政策』は本物か?」です。

日銀が追加金融緩和を決定。これを受け円安・株高が進行していますが、引き続き日銀がデフレ脱却に向けて本腰を入れるかは不透明であり、監視と圧力が必要であると提言します。是非、御一読ください!
☆゜・:.。. .。.:・゜
昨日の「幸福実現TV」は、ついき秀学党首と、あえば直道広報本部長より、「維新八策を解剖する」と題し、大きな注目を集めている「大阪維新の会」の「維新八策」に鋭く切り込みました!!収録映像はこちらから⇒http://goo.gl/XCijV
☆゚・*:.。. .。.:*・゚
明日3月3日(土)、野田政権が断行する消費税増税を断固阻止すべく、幸福実現党鹿児島県本部は「増税が国を滅ぼす!国民集会 in 鹿児島」に協賛参加致します!幸福実現党ついき秀学党首も挨拶致します!(詳細⇒http://goo.gl/WxuKG

【主催】増税が国を滅ぼす!国民集会実行委員会⇒http://goo.gl/nr8hv

【開催日時】3月3日(土)12:30開場/13:00開演

【集合場所】鹿児島市役所前みなと大通り公園⇒http://goo.gl/k3xfJ

【プログラム】

第1部【集会】13:00~14:10

第2部【デモ行進】14:10~15:00

第3部【幸福実現党決起大会】『まつざわ茂を応援する会』主催15:10~15:30
会場:鹿児島中央駅東口「若き薩摩の群像」前広場
ついき秀学 党首/まつざわ茂 氏挨拶

まつざわ茂(幸福実現党)は、鹿児島市役所35年の経験を生かし、鹿児島市民の皆様の豊かな市民生活を実現します!
ブログ⇒http://goo.gl/MLhR1
facebook⇒http://goo.gl/e7IPZ

3/3「増税が国を滅ぼす!国民集会 in 鹿児島」チラシ(PDF)⇒http://goo.gl/0ypsm

【問い合わせ先】「増税が国を滅ぼす!国民集会実行委員会」事務局 中村(090-3910-1890)

[HRPニュースファイル199]AIJ問題の教訓から考える“本当に”安心の年金とは?

本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)


AIJ投資顧問が受託した企業年金の約1,852億円の損失を契機に、企業年金の不安が広がっています。2月28日の厚生労働省の発表によると、少なくとも約88万人が影響を受けると考えられます。

さらに、AIJ投資顧問は、今年の1月23日まで勧誘を続けていたことから、新たに被害が判明する基金が出てくることが予想されます。

2月29日の日経新聞でも、2011年12月時点で94の年金基金が投資顧問会社「AIJ投資顧問」に加入していたと報じられています。

問題は「AIJ投資顧問」に運用委託された年金基金の運用虚偽です。運用開始直後から損失が出ているにも関わらず、運用の失敗を隠すための虚偽の運用実績を財務局に報告し続け、さらに顧客に対して高い運用利回りを保障するとして勧誘を続けていたようです。

顧客から集めた資産を、香港のプライベート・バンクに移した後の資金の流れに不透明な点も多く、全容解明にはまだ時間がかかりそうです。

今回の企業年金の事件から、今後の年金を考える3つの教訓を考えてみたいと思います。

第1に、「投資家保護」と「投資判断の自由」のバランスです。

金融庁は、今回の事件を受けて、投資顧問265社に対して、金融商品取引法に基づく報告命令を出しました。リスクが高く、深い調査が必要と判断した投資顧問には2次調査を実施する方針です。

「投資家保護」という観点から、年金運用実績の虚偽報告は絶対に許されることではなく、投資顧問会社は高い倫理観が必要とされます。だからこそ、透明な情報開示のルールの徹底がなされるべきです。

第2に、「厚生年金基金の仕組みの見直し」です。

厚生年金基金は企業年金の一種で、現在約450万人が加入しています。国が運用する厚生年金の一部代行と、独自の掛け金で運用し、高い利回りを出すことで、年金支給額を高めることを目的として1967年に創設されました。

しかし、多くの基金が、想定していた運用実績を上げられず、結局、足りない部分を基金の母体企業が穴埋めする構造になってしまいました。

そこで、資金が豊富な大企業の基金の多くは、代行部分を国に返上し、独自の掛け金のみの運用に移行しています。

一方、自社だけで運用できない中小企業は、代行部分を国に返上できず、厚生年金基金の仕組みを抜けたくても抜けられない結果、高い利回りでどうにか積立金を増やしたい誘惑にかられやすい状況といえます。

今回の事件では、被害を受けた94年金基金のうち(今後増える可能性あり)、その大半の73基金が、地域・同一業種で集めた中小企業でつくる厚生年金基金であり、投資判断の責任はありますが、厚生年金基金の構造的な問題も考えられます。

今後、厚生年金の代行部分の補填に焦るあまり、投資内容が不透明な商品に手を出して損失を拡大しないためにも、代行部分と独自の掛け金の部分を厚生年金基金から切り離し、その基金が自ら運用できるよう検討する必要があるのではないでしょうか。

第3に「景気回復に向けた経済政策が不可欠である」ということです。

年金基金の減少の大きな原因には、運用している株式の下落があります。株価の上昇と活力ある経済とは密接な関係にあります。「活力ある経済」という土台に、年金という柱も建つわけです。

土台がグラグラしているにも関わらず、柱だけを修復しても根本的な解決には繋がりません。今回の焦点は企業年金でしたが、「国が運用する国民年金・厚生年金は大丈夫なのか?」という疑問も出てきます。

国民年金と厚生年金の積立金の推移を見ますと、2005年度末の約150兆円から、2011年度末の約112兆円と大幅に減少しています。

こうした状況にも関わらず、厚生労働省が想定する年金積立金の運用利回りは4.1%であり、現実とかけ離れていると言わざるを得ません。

本当に安心できる年金には、「活力ある経済」が不可欠です。

その意味からも、政府が推進している「税と社会保障の一体改革」はピントが外れています。なぜなら、消費税を増税しても経済は回復するどころか縮小するからです。「土台なくして柱なし」です。

私たち国民一人ひとりも「経済成長」を志向し、政府は、その意欲に応えて、景気回復の環境づくりをする――これこそ、国民の幸福に奉仕すべき政府の責務であります。(文責・吉井としみつ)

[HRPニュースファイル199]AIG破綻の教訓から考える“本当に”安心の年金とは?

本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)


AIJ投資顧問が受託した企業年金の約1,852億円の損失を契機に、企業年金の不安が広がっています。2月28日の厚生労働省の発表によると、少なくとも約88万人が影響を受けると考えられます。

さらに、AIJ投資顧問は、今年の1月23日まで勧誘を続けていたことから、新たに被害が判明する基金が出てくることが予想されます。

2月29日の日経新聞でも、2011年12月時点で94の年金基金が投資顧問会社「AIJ投資顧問」に加入していたと報じられています。

問題は「AIJ投資顧問」に運用委託された年金基金の運用虚偽です。運用開始直後から損失が出ているにも関わらず、運用の失敗を隠すための虚偽の運用実績を財務局に報告し続け、さらに顧客に対して高い運用利回りを保障するとして勧誘を続けていたようです。

顧客から集めた資産を、香港のプライベート・バンクに移した後の資金の流れに不透明な点も多く、全容解明にはまだ時間がかかりそうです。

今回の企業年金の事件から、今後の年金を考える3つの教訓を考えてみたいと思います。

第1に、「投資家保護」と「投資判断の自由」のバランスです。

金融庁は、今回の事件を受けて、投資顧問265社に対して、金融商品取引法に基づく報告命令を出しました。リスクが高く、深い調査が必要と判断した投資顧問には2次調査を実施する方針です。

「投資家保護」という観点から、年金運用実績の虚偽報告は絶対に許されることではなく、投資顧問会社は高い倫理観が必要とされます。だからこそ、透明な情報開示のルールの徹底がなされるべきです。

第2に、「厚生年金基金の仕組みの見直し」です。

厚生年金基金は企業年金の一種で、現在約450万人が加入しています。国が運用する厚生年金の一部代行と、独自の掛け金で運用し、高い利回りを出すことで、年金支給額を高めることを目的として1967年に創設されました。

しかし、多くの基金が、想定していた運用実績を上げられず、結局、足りない部分を基金の母体企業が穴埋めする構造になってしまいました。

そこで、資金が豊富な大企業の基金の多くは、代行部分を国に返上し、独自の掛け金のみの運用に移行しています。

一方、自社だけで運用できない中小企業は、代行部分を国に返上できず、厚生年金基金の仕組みを抜けたくても抜けられない結果、高い利回りでどうにか積立金を増やしたい誘惑にかられやすい状況といえます。

今回の事件では、被害を受けた94年金基金のうち(今後増える可能性あり)、その大半の73基金が、地域・同一業種で集めた中小企業でつくる厚生年金基金であり、投資判断の責任はありますが、厚生年金基金の構造的な問題も考えられます。

今後、厚生年金の代行部分の補填に焦るあまり、投資内容が不透明な商品に手を出して損失を拡大しないためにも、代行部分と独自の掛け金の部分を厚生年金基金から切り離し、その基金が自ら運用できるよう検討する必要があるのではないでしょうか。

第3に「景気回復に向けた経済政策が不可欠である」ということです。

年金基金の減少の大きな原因には、運用している株式の下落があります。株価の上昇と活力ある経済とは密接な関係にあります。「活力ある経済」という土台に、年金という柱も建つわけです。

土台がグラグラしているにも関わらず、柱だけを修復しても根本的な解決には繋がりません。今回の焦点は企業年金でしたが、「国が運用する国民年金・厚生年金は大丈夫なのか?」という疑問も出てきます。

国民年金と厚生年金の積立金の推移を見ますと、2005年度末の約150兆円から、2011年度末の約112兆円と大幅に減少しています。

こうした状況にも関わらず、厚生労働省が想定する年金積立金の運用利回りは4.1%であり、現実とかけ離れていると言わざるを得ません。

本当に安心できる年金には、「活力ある経済」が不可欠です。

その意味からも、政府が推進している「税と社会保障の一体改革」はピントが外れています。なぜなら、消費税を増税しても経済は回復するどころか縮小するからです。「土台なくして柱なし」です。

私たち国民一人ひとりも「経済成長」を志向し、政府は、その意欲に応えて、景気回復の環境づくりをする――これこそ、国民の幸福に奉仕すべき政府の責務であります。(文責・吉井としみつ)

3/1 Happiness Letter763〔幸福実現TV「維新八策を解剖する」〕

本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)


皆さま、おはようございます!
本日3月1日(木)21:00~の幸福実現TVは「維新八策を解剖する」と題し、ついき秀学党首が、大きな注目を集めている「大阪維新の会」の次期衆院選マニフェストともいえる「維新八策」に鋭く切り込みます!!

今、「大阪維新の会」をはじめ、政界で猛威を振るっている「道州制」「地域主権」に致命的な危険はないか?

「維新八策」の安全保障政策は大丈夫か?国家のかじ取りを任せても大丈夫なのか?

ついき秀学党首、あえば直道広報本部長が生放送で提言します!どうぞ、お楽しみに!!

参考:【ついき秀学のMirai Vision】地域政党が招きかねない国家の危機⇒http://goo.gl/5AEeW

ニコニコ動画生放送⇒http://goo.gl/6ScGp

Ustream生放送⇒http://goo.gl/6FN7p
☆゚・*:.。. .。.:*・゚
■「日本を危うくするマスコミ報道を断固糾弾し、この国の未来と国民の知る権利を守るデモ in 神奈川」開催のお知らせ(協賛参加)

「第4の権力機関」と呼ばれるほどの強大な影響力をもつに至った現代のマスコミ。2009年衆院選では、「政権交代」がテーマであるがごとき偏向報道によって世論を誘導し、現在の民主党政権誕生の原動力となりました。

しかし、民主党政権誕生以来、普天間基地移設問題のこじれ、尖閣中国漁船衝突事件処理の不手際、東日本大震災復興体制の遅れ、福島第一原発事故対応の不手際等々、次々と国難に見舞われている状況下にあります。

最近の消費税増税に関しても、マニフェスト違反の政策と批判するべきであるにもかかわらず、「増税やむなし」といった論調で、さらに日本の行く末を危うくする方向へと世論をミスリードしつつあります。

私達は、日本に国難をもたらす要因ともなったマスコミの偏向した報道姿勢に対し、危機感と強い憤りを表明します。特に、朝日新聞を中心とした左翼マスコミは、現政権を生みだした責任を重く受け止めるべきです。

マスコミが本来の使命を果たし、この国の未来と国民の知る権利を守るべく、公正な報道をするよう強く要求します。

開催日時:3月3日(土)13:00~15:30

集合場所:奥田公園前広場(JR藤沢駅南口より徒歩9分)⇒http://goo.gl/BPQoW

主催:「責任を取らないマスコミ報道から国民を守る会」

問い合わせ:『責任を取らないマスコミ報道から国民を守るデモ』実行委員会 刈部(080-2052-2442)

詳細⇒http://goo.gl/sYWIB

[HRPニュースファイル198]貿易赤字に一喜一憂する愚かさ

本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)


◇貿易赤字が48年ぶりに赤字を記録

2月8日、財務省は平成23年度の国際収支統計を発表しました。

経常収支(貿易収支+所得収支+経常移転収支の合計)は9兆6289億円の黒字を計上していますが、黒字は対前年度比43%減、経常収支の中で最も有名な貿易収支を見ると、1兆6089億円の赤字となり、48年ぶりの貿易赤字への転落です。

信州大学の真壁昭夫教授の分析によれば、今回の貿易赤字転落の原因は二点に集約されます。⇒http://bit.ly/xxEAg8

第一は、昨年の東日本大震災によって主に東北地方の生産拠点とサプライチェーンが破壊された影響で、輸出は対前年度比で1.9%の62兆円余りに減少したことです。

さらに、原発停止などにより、液化天然ガス(LNG)などの輸入が増加し、対前年度比15%プラスの約64兆円強となり、輸入総額を押し上げました。

第二は、主力輸出品の国際競争力の低下です。しかしながら、真壁教授は、国際競争力の定義を明記していません。国際競争力を企業に適用される場合は、製品の品質や世界的なシェア、製品コストが安いことなどが挙げられます。

実際、製品コストとシェアが中国などに奪われたと考えれば説明はつきますが、国際競争力には、製品のイノベーションや商標、特許などの知的財産権まで含めて議論するものです。

よって、一概に日本企業の国際競争力の低下が貿易赤字の原因だとは言えません。

◇経常収支黒字をもたらす所得収支黒字

日本の経常収支黒字は、所得収支が大幅な黒字(14兆円)でもたらされています。所得収支とは、海外からの利子や配当の受け取りから、日本企業が海外への利子や配当を支払った差額です。

黒字ということは受け取りの方が大きいことを意味していますが、近年の円高で海外でのM&Aや現地生産、直接投資や証券投資を通じて、「日本企業が海外で稼いでいる」ことが主な原因です。

よって、経常収支は、貿易赤字となっても巨額の所得収支黒字があるため、当面は赤字に転落することはありません。

ただし、今後は経常収支が赤字となる可能性は高いでしょう。なぜなら、経常収支は、国内貯蓄と投資の差で決まるからです。

少子高齢化に直面する日本では、高齢者による貯蓄の取り崩しが始まり、次第に経常収支黒字幅を縮小させます。

国内での貯蓄が吸収できなくなれば、当然海外からの資金でファイナンスする必要があります(専門的には、経常収支の赤字化=資本収支の黒字化と呼ぶ)。

◇経常収支赤字化は問題なのか

ところが、経常収支が赤字化することで国内外の投資家が日本国債を売却=金利が上がると煽る記事が一定数あるのも事実です。

金利が上昇すると、国債の利払い費が増えるために財政が破綻する。そのために、消費税増税が必要であると。関連記事⇒http://bit.ly/xr9YSN

しかしながら、データを見る限り、たとえ日本が経常収支赤字に陥ったとしても、必ずしも国家の衰退や財政破綻を意味しません。

なぜなら、アメリカ、イギリス、カナダは経常収支赤字国です。特にカナダは、100年間、ほとんどが経常収支赤字でも十分発展しています。

嘉悦大学の高橋洋一教授によれば、赤字国であっても高金利と低成長とはなっていない事実を指摘しています。

つまり、政府によるマクロ経済運営が安定していれば、経常収支が赤字でも問題は小さいというのが結論です。詳細はこちら⇒http://bit.ly/xwdpte

財団法人国際貿易投資研究所の研究によれば、日本の所得収支額は世界五位です。

対外資産負債残高だけ見れば、日本は世界第一の債権国ですが、対直接投資に占める投資収益率をみると米英の約半分の4.6%にしか過ぎません。

経常収支が黒字を計上している間に、対外資産を効率的な直接投資に振り向けることができれば、所得収支をさらに大きくできます。

◇貿易赤字で一喜一憂するのは愚か

要するに、問題の本質は経常収支(より正確には、資本収支を加えた国際収支)全体で考えるべきであり、貿易赤字で一喜一憂するのは愚かです。ましてや、将来の経常収支赤字を盾に取った増税論議など論外です。

むしろ、今必要なのは「投資大国・日本」を目指して、国民の富を大きくすることです。(文責・中野雄太)

[HRPニュースファイル197]「原発ゼロ」シミュレーション―「原発ゼロ」は絶対に避けるべき

本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)


2/26付HRPニュースファイル195「原発全基停止目前!政府は原発の再稼働に向けて全力を尽くせ!」(http://goo.gl/D1Y7y)でお伝えした通り、「原発ゼロ」が目前に迫っています。

「十分な節電を行えば、原発稼働ゼロでも夏乗り切れる」という原発反対派の意見がありますが、本当に「原発ゼロ」でも大丈夫なのでしょうか?「原発ゼロ」のシミュレーションをしてみたいと思います。

原発の再稼働がなく、昨年の夏並みのピーク需要となった場合、今夏、下記事態の発生が予測されます。

(1)約1割(▲9.2%、▲1,656万Kw)のピーク供給力が不足し、供給予備率が低下。最悪の場合には大規模停電が発生する。(出典:2011/11/1 エネルギー・環境会議「今後の電力供給対策について」⇒http://goo.gl/8HiX8

※電力会社別の2012年夏の電力供給予備率予測(2010年並の猛暑を想定)では、東京電力▲13.4%、関西電力▲19.3%、四国電力▲11.3%、九州電力▲12.3%、北海道電力▲6.4%等が顕著である(同上)。

※一般に、供給予備率は8~10%程度が適正で、3%を切ると大規模停電のリスクが高くなる。

(2)供給予備率を確保するために「節電」の依頼、または「電力使用制限令の発動」を行うことになり、経済活動が制限される。

※理論上はピーク時の需要のみカットすれば良いが、リアルタイムにピーク時の需要をカットすることは困難なため、結果として過剰な節電、経済活動の縮小を余儀なくされる。

(3)その結果、2012年度のGDPを最大3.6%(20.2兆円)押し下げ、電力不足が国内産業の空洞化を加速させることで失業者数も20万人増加する。(2011/7/28 日本エネルギー経済研究所「短期エネルギー受給見通し」⇒http://goo.gl/sArqx

(4)供給力を火力発電所で代替するため、化石燃料の輸入が増え、1日約100億円、年間3.5兆円もの国富の流出増(貿易赤字の増加)が起こる。(2011/6/24 日本エネルギー経済研究所「原子力発電の再稼動の有無に関する 2012 年度までの電力需給分析」⇒http://goo.gl/ehiUK

(5)需要増加とバーゲニングパワー(価格交渉力)の低下により、燃料価格が高騰する。

(6)化石燃料への過度の依存により、ホルムズ海峡や南シナ海等での有事の際には、燃料価格が大幅に高騰したり、輸入が途絶する可能性が高まる。

もちろん、原発反対派が主張しているように、理論上は「原発ゼロ」になったとしても、どこまでも節電し、どこまでも経済活動を縮小すれば、大停電は回避できるでしょう。

しかし、その代償として、昨夏、東電管内でなされたようなビルの空調カット、電車の間引き運転、休日の調整(土日→平日)、休日の追加、生産の延期、生産場所の移転等を、今夏は全国規模で徹底展開する必要が出てきます。

その結果、電力供給の不安定化、使用制限、電力価格の高騰等が起こり、産業が海外に移転し、国内産業の空洞化が起こり、景気悪化や失業者の増大は避けられなくなります。

これはまさに、左翼・民主党の目指す「日本の衰退した未来」であります。

「原発ゼロ」で経済の大幅な落ち込みと国富の流出をもたらし、国力を衰退させ、中国の侵略に対抗できなくなるようにするのが、亡国・民主党や中国共産党の戦略です。

また、「原発ゼロでも、十分な節電を行えば大停電は回避できる」というのは理論上、計算上のことであり、現実問題としては、供給予備率の低下は大きなリスクを伴います。それは、発電施設の稼働率は常に100%ではなく、また電力系統には様々なトラブルがつきものだからです。

例えば直近では、1月25日に北海道と本州を結ぶ送電線「北本連系線」の一部が船舶の錨によって損傷を受け、一瞬にして30万kWの融通容量が失われました。(1/25 共同 http://goo.gl/KtWwd

また、2月3日には九州電力の新大分火力発電所で、凍結による設備のトラブルから、一瞬にして230万kWの供給力が脱落しました。九電は緊急的に他電力6社から計240万kWの供給を受け、供給予備率3.3%を確保し、かろうじて計画停電を回避しました。(2/3 朝日⇒http://goo.gl/60212

このように、現実的には電力系統には様々なトラブルがつきものです。また、原発の停止により、老朽化した火力発電所を無理に動かしているので、故障の可能性も高まっています。

「ベース電力」を賄っていた原発の停止は電力総量を低下させ、電力供給は全国的に「綱渡り」状態にあります。その結果、こうしたトラブルによる大規模停電のリスクも高まっています。

こうした点からも「原発ゼロ」は絶対に避けるべきです。(文責・黒川白雲)

[HRPニュースファイル196]琉球王の如く振る舞う沖縄の仲井真県知事―国家解体を目論む「道州制」「地域主権」の危険性

本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)


野田首相は26日、就任後、初めて沖縄県を訪問しました。本来、重要な問題を抱えた沖縄県には、就任直後に訪問すべきであり、就任から半年後の訪沖は、遅きに失したと言えます。

野田首相がこれまで沖縄入りしなかった理由は、2度の沖縄入りで話をこじらせた鳩山元首相、3度も沖縄入りしながらパフォーマンスに明け暮れた菅前首相の轍を踏みたくなかったからでしょう。

そこで思いついたのが、民主党得意の「おわび」作戦です。民主党政権が招いた混迷を率直に詫びた上で、仲井真氏と一から信頼関係を構築し、普天間移設の筋道を立てようという戦略です。

しかし、26日夜、首相と二人だけの会食で、仲井真知事は「辺野古移設は大変難しい」「移設を実現するなら県外の方が早い」と従来通りの答えを伝えました。これに対し、首相から明確な答えはなかったといいます。

そもそも、米軍普天間移設問題を「最低でも県外」と言ってひっくり返したのは民主党政権です。そして、その後、「地域主権」を掲げる民主党が、地元の意向をおもねるあまり、リーダーシップを発揮できず、日米同盟の亀裂を招きました。

今、「大阪維新の会」の橋下市長の政策がマスコミに取りあげられ、話題になっていますが、橋下氏も訴えている「道州制」や「地域主権」を目指すことが良いことのように言われ、この動きが国内で活発になっています。

しかし、普天間移設問題が暗礁に乗り上げたことを教訓に、「道州制は国防危機をも招く」ことを知らなくてはなりません。

今回の普天間基地問題のこじれ一つ取ってみても、道州制や地域主権の下では「地方政府」の暴走によって国家レベルの外交・安全保障政策が遂行できなくなる危険が非常に強くあります。

現に、「朝貢外交」の如く、首相や閣僚が深々と頭を下げ続けても、仲井真知事は、まるで「琉球王」であるかの如く振る舞い、「上から目線」で全面拒絶し、国家の主権や安全保障を揺るがし続けています。

沖縄は日本から独立し、米国を追い出し、中国と交流を深め、「琉球自治区」を目指しているように見えます。

現在進行形で、私達は「地方政府の暴走が国防危機、国家解体を招くとはこういうことだ」という見本を見せています。

さて、27日には、首相は重要な「移設先」も見ることになりますが、なんと、名護市辺野古には、ヘリでさっと上空視察するだけになったそうです。

これでは、首相の本気度は疑われます。「普天間固定化」を防ぐためなら何としても、自らの足で辺野古に立ち、視察し、移設賛成派・反対派住民と対話すべきです。

27日午前中の会談で首相は知事に「辺野古が有効」と伝えたと報じられました。

そうであるならば、野田首相は「国防は国家の責任と権限」であり、首相はその「最高責任者」であると自覚し、ドジョウの如く泥の中に逃げるのではなく、悪役を買う覚悟で毅然とした態度で臨むべきです。

また、「原発ゼロ」状態が近づいていますが、同じく、野田政権は現場の自治体に判断責任を押し付けるのではなく、国家がリーダーシップを持って、原発の再稼働に向けて尽力し、決断すべきです。

「おわび」だけでは、物事は前進しません。首相が国の安全保障に対して、このように弱腰では、国内、国外ともに信頼されることはないのだ、と知るべきです!(文責・竜の口法子)

2/27 Happiness Letter762〔3/3(土)「増税が国を滅ぼす!国民集会 in 鹿児島」〕

本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)


皆さま、おはようございます!
野田政権が断行する消費税増税を断固阻止すべく、幸福実現党鹿児島県本部は「増税が国を滅ぼす!国民集会 in 鹿児島」に協賛参加致します!当日、協賛団体として幸福実現党ついき秀学党首が挨拶を致します!(詳細⇒http://goo.gl/WxuKG

【主催】増税が国を滅ぼす!国民集会実行委員会⇒http://goo.gl/nr8hv

【開催日時】3月3日(土)12:30開場/13:00開演

【集合場所】鹿児島市役所前みなと大通り公園⇒http://goo.gl/k3xfJ

【プログラム】

第1部【集会】13:00~14:10

第2部【デモ行進】14:10~15:00

第3部【幸福実現党決起大会】『まつざわ茂を応援する会』主催15:10~15:30
会場:鹿児島中央駅東口「若き薩摩の群像」前広場
ついき秀学 党首/まつざわ茂 氏挨拶

まつざわ茂(幸福実現党)は、鹿児島市役所35年の経験を生かし、鹿児島市民の皆様の豊かな市民生活を実現します!
ブログ⇒http://goo.gl/MLhR1
facebook⇒http://goo.gl/e7IPZ

3/3「増税が国を滅ぼす!国民集会 in 鹿児島」チラシ(PDF)⇒http://goo.gl/0ypsm

【問い合わせ先】「増税が国を滅ぼす!国民集会実行委員会」事務局 中村(090-3910-1890)
☆゚・*:.。. .。.:*・゚
■本日2/27(月)「次世代に希望ある未来を残すには」セミナー開催(青森県八戸)

本セミナーでは、「税の本質」を追及すると共に、子供や若者に夢を与えられる、自由で豊かな未来社会への展望を示します!ぜひ、お気軽にご参加ください!!(詳細⇒http://goo.gl/fd7tt)

【開催日時】明日2月27日(月)18:00~20:00

【会場】幸福の科学八戸支部精舎
青森県八戸市荒町20番7⇒http://goo.gl/V39CY

【講演内容】
講演(1)『日本再建宣言』―幸福実現党の経済政策―
講師:黒川白雲(幸福実現党 政調会長)

講演(2)―子供にツケをまわさない―『納税者の目を開く』
講師:吉田寛先生(千葉商科大学大学院教授)

【挨拶】中西 修二(幸福実現党青森県第3区支部長)

[HRPニュースファイル195]原発全基停止目前!政府は原発の再稼働に向けて全力を尽くせ!

本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)


関西電力高浜原子力発電所3号機が、定期検査のため、原子炉を止め、関西電力の原発11基全て停止しました。元々、関電管内は、原発の電源比率が約4割を占めていたため、「脱原発」の影響は大きいと言えます。

京都商工会議所の立石会頭(オムロン名誉会長)は、関西電力の全原発が停止することに関して「今夏のピーク時には25%の電力が不足する恐れがあるという関西電力の説明通りなら、原発を再稼働させなければ、多くの電力を使用する製造業を中心に産業界への影響は必至である」とのコメントを発表。産業界からも悲鳴が上がっています(2/20時事)

同原発が止まったことにより、現在、全国で運転中の原発は54基中2基のみとなり、今後、運転を再開する原発がなければ、残る2基を含め、4月下旬には国内全ての原発が止まることになります。

政府のエネルギー・環境会議が昨年7月にまとめた予測では「原発ゼロ」の場合、沖縄県を除く全国で今夏に9.2%の供給不足が生じる見込みです。(2/20日経)

このまま原発の再稼動がなければ、企業の競争力低下、電気代の値上げ、電力コスト高による企業の海外移転や産業の空洞化、不況の深刻化等は避けられません。

日本エネルギー経済研究所は、国内の原子力発電所すべてが停止した場合、2012年度のGDPを最大3.6%(20.2兆円)押し下げ、電力不足が国内産業の空洞化を加速させることで失業者数も19万7000人増加するという危機的な予測を発表しています。(2011/7/29読売)

また、火力で原発1基分の発電をすると、1日に2億円前後の燃料代がかかります。約50基では100億円です。原発を再稼働させれば必要のなかった100億円の国富が毎日、消える計算で、1年だと3兆円を超える国富が流出します。(2/24 産経⇒http://goo.gl/Jt80S

この状況が続けば、もともと高い電力料金はさらに値上げされ、企業のコスト競争力は低下、家計への負担も重くなります。

また、厚生労働省統計によると、昨年2011年の熱中症による死者は、厚生労働省統計によると1718人で、熱中症の統計を取り始めた昭和39年以降で過去最大でした。夏の節電が国民の健康を害していることは明らかです。

こうした事態を受け、枝野経済産業相は24日、BS朝日の番組収録で、停止が相次ぐ原子力発電所について、「今の電力需給状況では稼働させていただく必要がある」と述べました。枝野氏が再稼働の必要性に言及したのは初めてのことです。(2/24読売⇒http://goo.gl/7WPXG)

枝野氏はその根拠として、「再稼働がなければ(今年夏は)相当な節電が必要になる」と述べ、火力発電燃料の負担増で電気料金も「5%とか10%とか15%とかいうレベルで上がる」と指摘し、国民生活や経済活動への悪影響を避けるには、再稼働が避けられないとの認識を示しました。

しかし、野田首相は24日、内閣記者会とのインタビューで、原発再稼働の是非について「原子力規制庁ができる前に駆け込み的に判断することは基本的にあり得ない」と述べ、慎重姿勢を明らかにしており、再稼働を巡る閣内の不統一が目立っています。

消費税増税にうつつを抜かし、原発再稼働問題を放置している野田首相は「エネルギー安全保障」を軽視していると言わざるを得ません。

日本はこれまで総発電量の3割を原発に依存していました。緊迫化するイラン情勢をめぐり、日本のタンカーの9割が通過しているホルムズ海峡が封鎖されるような事態に至れば、日本の化石燃料輸入が途絶し、電力供給が滞る危険性も指摘されています。

政府は今回の事故から可能な限りの教訓を学び取り、責任を持って、安全性を確認できた原発から迅速に再稼働を進めるべきです。(文責・佐々木勝浩)

2/26 Happiness Letter761〔ネクスト・プレジデントII動画公開!!〕

本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)


皆さま、おはようございます!
公開霊言「『ネクスト・プレジデントII』守護霊インタヴュー/ミット・ロムニーvs.リック・サントラム」の抜粋動画(日本語字幕付)が公開されました!

日本の未来を左右する米大統領選候補者の本音に迫ります!ぜひ、ご覧ください!!⇒⇒http://goo.gl/GXfsb

youtubeから⇒http://goo.gl/lMfS9
☆゚・*:.。. .。.:*・゚
■本日2/26(日)開催!!第4回「中国・マスコミ問題研究会」公開セミナー【沖縄と日本の危機】

危機に立つ尖閣、中国艦隊通過が常態化する沖縄の海、沖縄の米軍海兵隊8千人の移転、工作員による「琉球自治区」工作……日本の「要衝の地」沖縄は、今、最大の危機に面しています。

今回は、新刊『誰も語れなかった沖縄の真実 ―新・沖縄ノート』が話題の、沖縄の安全保障問題の第一人者である惠隆之介先生より、「沖縄と日本の危機」について御講義を頂きます!

【日時】本日2月26日(日)
16:30~開場/17:00~開演/19:30終了予定

【会場】きゅりあん(品川区総合区民会館)大会議室6F
品川区東大井5-18-1⇒http://yahoo.jp/umr_Ea
・JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線「大井町駅」より徒歩1分
※JR中央口改札を出て左へ→遊歩道橋を渡った目の前のビル

【プログラム】
基調講演「沖縄と日本の危機」
講師:惠隆之介氏(拓殖大学客員教授・沖縄国際大学非常勤講師)

研究発表「沖縄が琉球自治区になる日」
講師:矢内筆勝(中国・マスコミ問題研究会代表)

質疑応答(20分)

チラシ(jpg)⇒http://goo.gl/sDkoO
※当日のプログラムは変更になる場合がございますので何卒ご了承ください
※資料コピー代等として1,000円のカンパのご協力をお願いいたします
※参加ご希望の方は、ご氏名・ご住所・お電話を明記の上、事務局(renraku.atmk@gmail.com)までメールでお申込み頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。