4/1 Happiness Letter781〔国民集会へのご参加、誠にありがとうございました!〕
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昨日、日比谷野外大音楽堂にて「増税が国を滅ぼす!国民集会」が開催されました!悪天候にもかかわらず、多くの皆様にご参加頂きましたことを深く感謝申し上げます。(開催報告⇒http://goo.gl/0aMtP)
開始前には雨が降り始めましたが、会場には約3000名が結集し、過去最大級の集会・デモとなりました!首都圏のみならず、全国各地からも貸し切りバス等でご参加頂き、本当にありがとうございました!
また、本日のデモが、民主党政権が消費増税で揺れに揺れているまさにその瞬間に行われたことによって、日本の政治の中心地にて消費増税法案に「NO!」の声を届けることができました!
なお、昨日の集会にて、全米共和党顧問のあえば広報本部長が代読により紹介致しました、全米共和党のハーマン・ケイン氏(米国大統領予備選挙・元候補者)からの「増税が国を滅ぼす!国民集会」参加者へのビデオメッセージの内容を以下にご紹介致します。(youtube動画⇒http://goo.gl/27bwV)
「日本の皆さま、私は昨年までアメリカ合衆国大統領予備選を戦っておりましたハーマン・ケインです。私が大統領選挙中にアメリカの人々に訴え、そして多くの共感を頂いていた政策は9-9-9という全く新たな税制のアイデアです。
このアイデアは、現在のアメリカの重税を根底から覆すものです。私のアイデアが大勢の人々の賛同を頂いた理由は、シンプルで分かりやすく、透明性のある税制にあります。その内容は、9%の法人税、9%の個人所得税、そして9%の物品税です。
私は大統領選挙から身を引き、現在は大統領という地位を目指しているわけではありませんが、アメリカの税制の改革をあきらめたわけではありません。
その理由は、アメリカだけでなく、あらゆる国で経済成長を阻んでいるものが、税金の数が多過ぎることと、政府が大き過ぎることだからです。
日本の皆さまが私がアメリカで行おうとしていることと同じ志で変革を起こそうとされていることを本当に嬉しく思います。
皆さまこそ、日本の経済発展のリーダーシップを取る存在です。
皆さまがこの革命によって日本の経済を大いに発展させようとしているように、私達もアメリカの経済を大発展させる決意です!私のメッセージをお聞き頂き、ありがとうございました。」
幸福実現党は、消費税増税関連法案を全力で廃案に追い込み、日本のさらなる経済的没落を断固阻止すると共に、北朝鮮のミサイル発射をはじめとした国防危機への警鐘を鳴らして参ります!
今後とも、ご指導ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
幸福実現党 幹事長 松島 弘典
[HRPニュースファイル229]「内憂外患」の日本――そして希望
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国や組織が衰退していく時に見舞われる兆候として「内憂外患」という言葉が使われますが、日本はまさに、その真っ只中にあります。
政府は30日、消費税率を2014年に8%、2015年に10%に引き上げる消費税増税関連法案を閣議決定し、国会に提出しました。それを巡って永田町は混乱を極めています。
もし、消費税増税法案が成立すれば、ただでさえデフレ不況と東日本大震災で大打撃をうけている日本経済は沈没し、二度と立ち上がれなくなります。
野田首相を影で操る勝栄二郎財務事務次官ら官僚勢力は、政治の劣化と国家危機を利用して、自らの権益と利権、既得権益の拡大に奔走しています。――まさに「内憂」です。
そんな日本の政治と行政の劣化を見透かしたように、北朝鮮は、日本の領土である尖閣諸島や沖縄上空をめがけて長距離弾道ミサイルの発射を予告。
そうした危機から国民の生命を守るべき防衛大臣は、かろうじてイージス艦3隻とパトリオットPAC-3を沖縄県内に配備して迎撃態勢を準備するものの、アメリカの国防戦略(エアシーバトル構想)も知らず、PAC-3をP3C(哨戒機)と言い間違えるという「素人」ぶりです。
それと前後して、中国が尖閣諸島の領有と主権の確保=実効支配に向けた、矢継ぎ早の行動を起こしています。
日本政府が、尖閣諸島4島を含む計39島に名前を付けて公表すると、中国政府(国家海洋局と民政省)はこれに激しく対抗して、尖閣諸島の71島すべてが中国領土だと主張し、中国名を付けて発表(3月3日)。
さらに人民解放軍の現役少将が中国のテレビ番組に出演し、「釣魚島附近で軍事演習を行う必要がある」と、武力を背景に日本を恫喝(3月6日)。
そして沖縄・尖閣諸島沖の日本の領海に中国国家海洋局所属の巡視船「海監50」と「海監66」の公船2隻が侵入し、「魚釣島を含むその他の島は中国の領土だ」と公言するという暴挙に出ています(3月16日)。
中国はいよいよ、尖閣諸島の実効支配に向けて本格的に動き始めました――まさに「外患」です。
日本の政治が内部から腐敗し、それが外敵を呼び込み、国家を存亡の危機に直面させているのです。それが「内憂外患」の正体です。
その危機から日本を救う方法は、まず日本の政治に新しい理想と理念を吹き込み、それを実行する新しい政策を打ち立て、私たちの力で実行していくことです。
実は今、日本が闇に沈もうとする中にあって、そうした「希望」の光もまた、輝きを増しています。
その一つが昨日3月31日、東京で開催された「増税が国を滅ぼす!国民集会」です。(開催報告⇒http://goo.gl/0aMtP)
あいにくの悪天候にもかかわらず、会場には約3000名が大結集し、過去最大級の集会・デモとなりました!首都圏のみならず、全国各地からも貸し切りバス等でご参加頂き、誠にありがとうございました。
国民集会には「増税に反対し、小さな政府を実現する」という政策に賛同する数多くの市民団体や支援者の方々が全国から駆け付け、財務省のある霞ヶ関一帯や新橋、銀座に、雨天を吹き飛ばす「増税反対」の声が響き渡りました!!
また来たる5月3日(木)には、同じく東京日比谷で、幸福実現党主催の「国防強化を求める国民集会&デモ」も開催される予定です。
現在の政治は与党も野党も含め、幕末の幕府のように利権と腐敗、官僚支配の極致にあり、今こそ、大胆な維新が必要です。
今、暗闇に沈もうとする日本にあって、新しい経済政策と新しい国防政策に基づく、新しい政治を実現する国民運動が広がろうとしています。
それが、幸福実現党の存在であり、それを支援する方々の活動の広がりです。
闇が深まれば深まるほど、光もまた強さを増していきます。ここに未来への確かな希望があります。その主役は、私たち一人一人にほかなりません。
「内憂外患」が深まる中、一人でも多くの国民の皆さまが、この「救国の活動」に参加頂くこととを心より願っております。(文責・矢内筆勝)
3/31 Happiness Letter780〔いよいよ本日、消費税増税反対デモ開催!!〕
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いよいよ本日3月31日(土)、東京・日比谷野外大音楽堂にて「増税が国を滅ぼす!1万人国民集会&デモ」が開催されます!
本集会に、米大統領選挙で共和党の大統領候補として、大胆な減税政策を打ち出し、甚大な人気を得ていた全米共和党のハーマン・ケイン氏より、デモ参加の皆さまにメッセージが届けられました!本集会で読み上げさせて頂きます!
本日、全国からも有志が大型バスで駆けつけてくださいます!全米も注目する本日の「歴史的デモ」に、是非とも、一人でも多くの方にご参集頂き、消費税増税法案廃案、野田・民主党政権退陣に追い込んで参りましょう!
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【増税が国を滅ぼす!1万人国民集会&デモ】⇒http://goo.gl/AAEkQ
3月31日(土) 於:日比谷野外大音楽堂
開場:12:00、開演:13:00~
デモコース:日比谷野外大音楽堂→虎ノ門→新橋→有楽町→(流れ解散)
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昨日、ついき秀学党首が幸福実現党の「増税が国を滅ぼす!1万人国民集会&デモ」への協賛参加にあたって、声明を発表致しました。下記、御報告申し上げます。
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「増税が国を滅ぼす!1万人国民集会&デモ」への協賛参加にあたって
野田佳彦政権は本日30日、消費増税法案の閣議決定を行った。
しかし、デフレ下の低成長という経済状況において消費税率を引き上げれば、消費の減退から景気の悪化を招き、かえって税収減をもたらすことは過去の消費増税の経験からも明らかで、野田首相は愚かにも同様の過ちを繰り返そうとしているのである。
真に財政再建をしたければ、安直な増税ではなく、まずは高い経済成長を取り戻すことを最優先しなければならず、そのためには強力な金融緩和によるデフレ脱却と、法人税減税等の投資・雇用の刺激策こそが急務である。
また、少子高齢化に伴う人口構造の変化を受けて、社会保障制度はもはや現状のスキームでは立ち行かない状況となっている。
抜本的改革へ向けた議論が必要にもかかわらず、野田政権はそこへは踏み込まず、社会保障を専ら増税を正当化する口実に使っている。
自助努力を基軸とする社会保障を再構築すべしという我が党の立場からは、増税により国民から収奪した富の再配分に傾斜する民主党政権の経済財政運営は到底看過できない。
その先にあるのは、肥大化した政府と不自由で非効率な経済を生み出す「国家社会主義」にほかならないからだ。
折しも、北朝鮮が「衛星打ち上げ」と称した事実上の長距離弾道ミサイル発射を予告するなど、北東アジア情勢が緊迫しており、ここで国の舵取りを過てば、国民の生命・安全・財産に重大な被害を招く恐れもある。
にもかかわらず、今月26、27日、韓国ソウルで開催され、北朝鮮のミサイル発射予告の問題がテーマともなった「核安全保障サミット」において、野田首相がなんら存在感を示し得なかったのは誠に遺憾である。
国家の安全保障よりも消費増税を優先させた結果、野田首相の現地滞在はわずかな時間となり、米中韓など関係各国との正式な首脳会談も開かれないなど、危機管理に関する責任感の欠如はもはや度し難い段階に達している。
経済面からは増税による「日本衰退」を招き、安全保障面から「日本亡国」をもたらす野田首相が政権担当能力を持たないことは言うまでもない。
そこで、我が党は明日31日、日比谷野外大音楽堂で開催される「増税が国を滅ぼす!1万人国民集会&デモ」(主催:「増税が国を滅ぼす!国民会議」)に協賛団体として参加し、消費増税への反対姿勢を改めて鮮明にするとともに、野田首相の即時退陣を強く訴えるものである。
引き続き、諸賢の御理解、御支援をお願いする次第である。
幸福実現党党首 ついき 秀学
http://goo.gl/zaQxF
[HRPニュースファイル228]「国民の承諾なき増税」は民主主義に反する暴挙だ!
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政府は30日午前、消費税増税関連法案を閣議決定しました。閣議決定反対を理由に連立政権からの離脱方針を表明した国民新党の亀井代表は、首相の慰留を拒否しました。
また、民主党の小沢一郎元代表グループの牧義夫厚生労働副大臣ら政務三役4人と、鈴木克昌幹事長代理ら党役職13人が増税に反対して辞表を提出しました。(3/30 東京「消費税政局、小沢系17人が辞表」⇒http://goo.gl/5bsoT)
自民、公明両党も早期の衆院解散・総選挙に向け攻勢を強めており、「消費税政局」は民主党分裂、解散の可能性を強めつつ、決戦本番に突入しました。
小沢氏らは法案採決で造反も辞さない構えで、国民新党の連立離脱問題をめぐる混乱で政権基盤は揺らいでおり、首相は一段と厳しい立場に追い込まれています。
また、民主党執行部は26日、法案の正式名称を「消費税法改正案」から「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案」に変更しました。
「社会保障」という大義名分を前面に押し出し、長く複雑な名称にして国民の理解を攪乱し、「増税の印象を薄めよう」という意図がありありと透けて見える姑息な法案名です。
これは官僚が最も得意とする、「国民の目」を潰すための「煙幕」の一つであり、国民をバカにした愚民化政策そのものです。
また、最近になって、先月2月25日「野田・谷垣密談」は間違いなく行われたと断定する報道が相次いでいます。その中でも特筆すべきは、独立総合研究所青山繁晴所長の発言です。(3/28「アンカー青山繁晴のニュースDEズバリ」)
青山氏によると、密談で、自民党から消費税増税の対案を出させ、野田首相がそれに乗っかるという筋書きが決まりました。自民党の対案に乗っかるとなれば、衆参両院で法案が可決される可能性が高まるというわけです。
しかし、与野党党首の「密談」で、なし崩し的に増税法案が国会で成立するとなれば、これこそ「民主主義の死」を意味します。
1776年のアメリカの独立宣言、1789年のフランス人権宣言には、「税の負担には人民の承諾が必要である」と高らかに謳われています。
現在の日本にあてはめれば、消費税の増税には、主権者である国民の承諾が必要であるということです。(『増税亡国論』p.47 千葉商科大大学院 吉田寛教授 特別寄稿参照⇒http://goo.gl/gvPx2)
万が一、今国会で消費税増税法案が成立するようなことがあれば、「国民の承諾なしに増税が行われた」ということであり、日本の民主主義は、18世紀以前の「専制君主」の時代だということです。
主権者である国民が承諾は選挙によって示されます。それでもなお、野田首相は増税を実行したいならば、正々堂々と即刻解散総選挙を行い、民意を問うべきです。それが民主主義のルールです。
私たち国民は、増税を断固承諾していないことを「増税反対デモ」という形で表明していきたいと思います。
つきましては、本日3月31日、日比谷公園野外音楽堂にて「増税が国を滅ぼす!国民集会」が開催され、幸福実現党も協賛団体として参加致します!⇒http://goo.gl/AAEkQ
これは日本の民主主義を守るための戦いでもあります。万象繰り合わせの上、是非とも本日のデモにご参集頂きますよう、お願い申し上げます。(文責・加納有輝彦)
3/30 Happiness Letter779〔明日3/31(土)消費税増税阻止運動の天王山!〕
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毎週金曜日連載のフジサンケイビジネスアイ「ついき秀学のMirai Vision」。本日のタイトルは「外交安保を任せられる政治家どこに?」です。
北朝鮮のミサイル発射予告で北東アジア情勢が緊迫する中、野田首相は消費増税に驀進。国民の注目を集める大阪維新の会も外交・安保の見識を欠いています。そこで、ついき党首が国政にあずかる政治家の使命を論じます。是非、ご一読ください!
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昨日の幸福実現TVは「増税亡国論」と題し、幸福実現党静岡県本部幹事長 中野雄太氏と共にお送り致しました。なぜ、消費税増税が大問題であり、亡国の愚策であるかがハッキリと分かります。収録映像はコチラから!⇒http://goo.gl/QLH7a
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本日は、竜の口法子女性局長よりメッセージをお届け致します。
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【竜の口法子女性局長寄稿】
野田政権は消費税増税関連法案を、本日30日に閣議決定し、国会提出する方針ですが、連立を組む国民新党の亀井代表は増税法案に反対し、連立政権離脱も辞さない構えで、民主党内の対立・内紛も激化しています。
政局が大混乱する中、消費税増税に止めを刺すべく、いよいよ明日31日(土)、消費税増税阻止運動の“天王山"となる「3.31増税が国を滅ぼす!1万人国民集会&デモ」が開催されます!⇒http://goo.gl/AAEkQ
明日のデモ集会は、国民の声を届ける最大のチャンスです!ここで、民主党政権と財務省とが一体となって進めている「国家社会主義」を絶対に止めて参りましょう!
昨年11月に開催された「増税が国を滅ぼす!国民集会」の後、消費税反対が賛成を上回り、世論を変えました!同じように、「消費税増税やむなし」の世論を一気に変えて参りましょう!
そして、昨年5月のデモで菅首相を退陣に向けて追い込んだように、今回のデモを通じて、野田首相を退陣に追い込んで参りましょう!このデモが、きっかけとなります!
今の300近い議席は、増税案で戦っていたら存在していない議員です。そういう議員が法律を決めるのは間違っています。消費税増税は、国民に対する完全な背信です。 断固、闘って参りましょう!
そして、「貧しさの平等」へとひっぱるマルクスの亡霊を葬り去り、この日本に自由と繁栄をもたらしましょう!
明日3月31日、日比谷野外音楽堂に総結集し、日本の明るい未来を切り拓いて参りましょう!
竜の口法子
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■明日3/31(土)「増税が国を滅ぼす!国民集会」
【開催日時】3月31日(土)12:00開場・13:00開演
【場所】日比谷公園野外大音楽堂⇒http://goo.gl/d5ZvB
[東京メトロ丸の内線]霞ヶ関駅下車 B2出口より徒歩約3分
[東京メトロ日比谷線又は千代田線】日比谷駅下車 A14出口より徒歩約5分
[東京メトロ日比谷線]霞ヶ関駅下車 A5出口より徒歩約4分
[東京メトロ千代田線]霞ヶ関駅下車 C4出口より徒歩約3分
[都営地下鉄三田線]内幸町駅下車 A7出口より徒歩約3分
[JR山手線・京浜東北線]有楽町駅、新橋駅下車 日比谷口出口より徒歩約15分
【デモコース】日比谷公園→霞が関→新橋→有楽町→自然解散
【持ち物等】お持ち頂ける方は、プラカードをお持ちください。
※雨天決行のため、必要な場合は雨具をご用意下さい。
※主催者告知⇒http://goo.gl/OhGGy
チラシダウンロード⇒http://goo.gl/HUP6N
[HRPニュースファイル227]今こそ「エネルギー安全保障」体制の柱を立てよ!
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現在、中国の尖閣侵攻や北朝鮮の「衛星」打ち上げなど、明らかに日本の安全保障は危機に陥っています。
同時に、日本の一次エネルギーの半分以上を賄っている「原子力」と「火力」という主力エネルギーが危機的状況にあり、「エネルギー安全保障体制」も崩壊しかかっています。
「原子力」に関しては、3月26日には柏崎刈羽原発6号機、5月には北海道の泊原発3号機が定期検査に入るため、国内54基すべてが停止する事態が待っています。
また、3月26日に行われたエネルギー計画に関しての経産省の審議会において、2010年に政府が立てた「2030年に原子力を全体の45%の割合にする」という基本計画から、「最高でも35%、最低だと廃止」という流れに変わり、政府内部も着々と「脱原発」に舵を切りつつあるのが見て取れます。
また「火力」に関しては、原子力発電の全面停止によって原油への依存度が更に高まる中、原油を約9%を依存しているイランに対する国際的な制裁措置、そこから生じるホルムズ海峡におけるリスクは、原油の9割近く、天然ガスの約25%を中東に依存する日本のエネルギー事情を直撃しています。
こうした日本が抱えるエネルギーの「二重苦」は何を引き起こすのでしょうか?
まず、ガソリンなどの液体燃料や電気価格の高騰が考えられます。実際、「脱原発」により、電力各社が調達する液化天然ガス(LNG)と石油量が急増し、燃料費は前年同期に比べて1兆4000憶円以上増えています。
また、年間を通じて原発を止めることで、燃料費は3~4兆円増加すると言われています。
これに加えて、更に原油価格の高騰が続くと、国内の国民生活や経済活動に大きな支障が出る程、電気やガソリン等の価格が高騰し、更に中東情勢が劇的に悪化した場合、原油の絶対量不足による電力供給が途絶える可能性も十分にあります。
実際に、大震災以降のこの1年間で、ブラックアウト(大規模停電)寸前の事態を含め、深刻な供給不安はすでに「3回」も発生しているという事実を私達は知らなくてはなりません。(『WEDGE』4月号「3度あった停電の危機」橘川武郎(一橋大学大学院教授))
一方で、地球環境や人間生活に有害性の高いというレッテルを貼られた「原子力」や「火力」から、「再生可能エネルギー」へのシフトがメディアなどでも大々的に謳われています。
確かに「海洋温度差発電」や「洋上風力発電」など、長期的に考えると非常に有望なエネルギー源もありますが、今の自然エネルギー関連の発電や蓄電の技術では、経済活動のコストに見合う電力を得ることは難しいと言われています。
実際に、福島第一原発事故の影響で「脱原発」を法制化したドイツにおいても、風力発電などを中心とした再生可能エネルギーの普及を急いでいますが、環境破壊とコストの観点から建設が遅れており、原発稼働停止によって電力供給の余裕は無くなりつつある有り様です。
私たち日本は「財政規律や増税、脱原発がトレンド」のEUの国々を模倣することなく、長期的視点と短期的視点をしっかりと見極めることが重要です。
そして、長期的には「火力」や「原子力」に頼らなくても良いクリーンな新エネルギーの開発を目指しながらも、短期的には現実的かつ安定的な「エネルギー安全保障体制」を確立することが先決です。
具体的に、この10年に必要な「エネルギー安全保障体制」のポイントを下記4点述べます。
第一に、「原子力発電を全面的に再開すること」です。
そのためには、政府として最善の原発運用体制を整備する共に、「福島の甲状腺被爆量はチェルノブイリの1000分の1以下であり、健康被害は起きない」(『リバティー』札幌医科大学 高田純教授⇒http://goo.gl/mhh7D)という正確な調査結果を世間に浸透させ、感情論による「脱原発」を一刻も早く終わらせることです。
第二に、「原油供給・備蓄体制の見直すこと」です。
具体的には、ホルムズやマラッカなど海峡リスクが生じないアメリカやカナダ、ブラジルやオーストラリア、ロシアといった資源大国への輸入先の多様化を促進し、高すぎる中東依存度を下げることです。同時に、東北大震災など有事の際に全く無力だった原油の政府備蓄体制を、有事に強い備蓄体制に変革していくことです。
第三には、「原油への依存度低下を目指すこと」です。
具体的には、LNGやシェールガスなど、他の化石燃料へのシフトを急ぎ、原油依存度を下げることです。また、何よりも、日本近海でLNG消費量の14年間分の埋蔵が確認されているメタンハイドレートの実用化を一刻も早くさせることが求められます。
何よりも第四には、「日本の外交力を高めること」です。
資源小国・日本のエネルギー安全保障の安定化を担保するものは、まぎれもなく「外交力」であります。にもかかわらず、内政問題に足を取られて、核サミットという重要な外交な場で成果を出せず、日本の国際的なプレゼンスを低下させ続ける野田首相は言後同断です。
今こそ日本の外交力を高め、エネルギー安全保障体制を確立する「強いトップリーダー」の登場が期待されます。(文責・城取良太)
[HRPニュースファイル226]日本を没落させる「奇妙な経済学」
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日本には、実際に経済政策に影響を与えている「奇妙な経済学」が存在します。今回は、いくつかの例を出して説明します。
◇「増税しても経済成長できる」
増税の論調が幅を利かせているのは、財務省が独特の経済学を信奉しているからです。例えば、「増税で経済成長する」という視点は、均衡財政乗数定理といいます。例えば、1兆円の増税をして1兆円分の財政支出をすれば1兆円GDPが増えるというものです。理論的には、乗数は常に1なので、税の徴収分と同額使う、つまり財政は均衡しているのでこう呼ばれます。大阪大学の小野善康教授が、菅政権の際に均衡財政乗数定理をさらに精微化したモデルを「ご進講」したことで、有名になりましたが、この定理は、大学生が経済原論かマクロ経済学で習う乗数定理の特殊ケースであり、教科書によっては取り扱っていないものも見られます。
近年の計量経済学の分析結果が示すように、日本経済の財政乗数は低下しています。理論通りに財政出動してもGDPはあまり増えていないことを示しているのですが、ましてや均衡財政乗数定理が成り立つ保証はどこにもありません。
さらに言えば、10兆円分を増税によって社会保障に支出するとしても、財源不足の穴埋め分だけに使われるとしたら全く意味がありません。現在政府が進めている税と社会保障の一体改革は、増税分が右から左に流れるだけであり、成長にも寄与しない可能性が大です。よって、均衡財政乗数定理を理由に増税を正当化し、成長を見込むのには無理があるのです。
◇インフレで財政再建はできない
財務省と日銀はそろってインフレ路線を否定します。特に財務省は、成長したら国債金利が上昇するので財政再建ができないと主張します。最近話題となっている消費税増税法案に絡む「景気弾力条項」でも見られる議論です。
例えば、3%の名目成長率、実質成長率2%を数値として盛り込むということは、インフレを1%に設定していることを意味します。簡単に言えば、この数字を下回る時は、景気に配慮して増税をしないというのが景気弾力条項です。ところが、民主党の藤井裕久民主党税制調査会長をはじめとして、インフレを認めることを極端に嫌う人たちは、なぜか長期国債の価格低下=金利上昇を過度に煽り、数値を盛り込むことに大反対をしています。全く取り越し苦労といえばそれまでですが、日本経済の長期金利は安定的に推移しているので、1%程度のインフレで金利上昇が起こる可能性は低いとみるべきです。なお、国家経営に責任を持つ政府関係者や日銀総裁などが、安易に財政破綻などを口にするのはおかしなことです。
◇「インフレは悪魔」
経済系の主要閣僚をいくつも経験している与謝野馨氏は、「インフレは悪魔」だと断言し、成長による財政再建の方法を否定します。しかしながら、ノーベル経済学者たちは、3%から4%程度のマイルドなインフレならば問題ないとします。この認識のギャップは経済政策を考える上で極めて重要です。
アメリカではこの10年の間にITバブルと住宅バブルがありました。バブルとは、主に株価が理論値を大幅に超えたことを指します。主な特徴としては、ITや住宅のように、一部の財や産業に投資が集中して、関連株価がつりあがること。そして、必ずバブルが破裂して、経済全体に多大な損失をもたらしています。その意味では、バブルには負の側面はあります。ただし、経済理論が示すところでは、バブルは必ずしも経済にとって悪くはないのです(詳細な議論は、竹森俊平著『資本主義は嫌いですか』参照)。
例えば株式投資にしても企業の直接投資にしても、投下した金額以上のリターンを想定しなければ、投資は成立しません。また、収益率が借入の利子率よりも高ければ、返済も容易になります。
経済学では、利子率を上回る成長率をバブルと呼ぶことがありますが、一般に想定されているバブルとは大きな隔たりがありますので、経済学者が「バブル」と言う言葉を使うときは注意が必要なのです(櫻川昌哉著『経済を動かす単純な論理』の論点も参照)。よって、インフレやバブルにはデメリットがあるとはいえ、成長や富の形成をもたらすメリットもあります。必要以上にバブルを恐れるのは間違っています。
◇日本の「常識」は世界の非常識
ここで挙げた例は、日本では「常識」となっていますが、世界では非常識として扱われます。その証拠に、スティグリッツやクルーグマンのようなノーベル経済学者が日本に増税を提言しているという話は寡聞にして聞きません。むしろ、減税や一層の金融緩和やインフレ路線、積極的な財政出動を行うべきという意見です。
日本経済の復活は、政策を正しく選択することから始まります。20年間平均ゼロ成長を続けてきている以上、政策の方針転換が必要であるのは明らかです。(文責:中野雄太)
3/28 Happiness Letter778〔消費税増税は『一億総玉砕』への道〕
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本日は、松島弘典(まつしま・ひろのり)幹事長より、「消費税増税は『一億総玉砕』への道~3/31デモで増税阻止を果たそう!」と題し、メッセージをお届け致します。
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【松島弘典幹事長寄稿】
野田首相は27日、消費増税法案に関して「成立に政治生命を懸けている」と、今国会での成立に進退を懸ける決意を改めて強調しました。
しかし、野田首相は自らの公約を守ることに「政治生命を懸ける」べきです。そもそも、野田首相は2009年の総選挙において、大阪で行なった街頭演説で以下のように述べています。
「マニフェストはイギリスで始まりました。ルールがあるんです。書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです。
書いてあったことは4年間、何もやらないで、書いてないことは平気でやる。それはマニフェストを語る資格がないというふうに、是非、皆さん思って頂きたいと思います。
その一丁目一番地は『税金の無駄遣いは許さない』ということです。天下りを許さない、渡りは許さない。それを徹底していきたいと思います。
消費税1%分は2兆5000億円です。12兆6000億円ということは消費税5%ということです。消費税5%分の皆さんの税金に、天下り法人がぶら下がってるんです。シロアリがたかってるんです。
それなのに、シロアリを退治しないで、今度は消費税引き上げるんですか?鳩山さんが4年間消費税を引き上げないといったのは、そこなんです。
シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。徹底して税金の無駄遣いをなくしていく。それが民主党の考え方であります。」
しかし、野田首相ら民主党議員は「4年間消費税を上げない」と公約して当選しておきならがら、いまや、マニフェストに一言も書いていない「消費税増税」のみならず、大増税路線を邁進しています。これは完全な「詐欺」です。
公約の「天下り根絶」についても、「根絶」どころか、民主党政権発足から約1年間で、政府とつながりの深い法人に再就職した中央省庁出身者と現役出向した国家公務員が4240人に上り、「シロアリ」にたかられまくっています。(2011/2/24 読売⇒http://goo.gl/GjEmO)
結局、政治家や官僚は保護されているどころか、「消費税増税」によって、ますます権益拡大を目指そうとしています。
このまま大増税しても、国民は苦しみ、経済は停滞し、その結果、税収も減少します。その行き着く先は『一億総玉砕』であります。
今こそ、民主党政権の大増税から、日本を守り抜く闘いを開始すべきです!!
つきましては、幸福実現党は、3月31日(土)日比谷公園野外大音楽堂の「増税が国を滅ぼす!一万人国民集会&デモ」に協賛参加し、「消費増税反対の国民運動」を起こして参ります!
被災地の宮城県からも、大型バスを貸し切り、本集会に結集頂きます!また、三重県からも大型バス4台で駆けつけて頂くことになりました!
是非とも、日本各地から総結集いただき、日本を滅ぼす消費税大増税を食い止め、野田・ウソつき詐欺政権を打倒し、日本の明るい未来を切り拓いて参りましょう!!
幸福実現党幹事長 松島弘典
☆゜・:.。. .。.:・゜
■「増税が国を滅ぼす!国民集会」⇒http://goo.gl/AAEkQ
【開催日時】3月31日(土)12:00開場・13:00開演
【場所】日比谷公園野外大音楽堂⇒http://goo.gl/d5ZvB
【デモコース】日比谷公園→霞が関→新橋→有楽町→自然解散
【持ち物等】お持ち頂ける方は、プラカードをお持ちください。
※雨天決行のため、必要な場合は雨具をご用意下さい。
※主催者告知⇒http://goo.gl/OhGGy
チラシダウンロード⇒http://goo.gl/HUP6N
[HRPニュースファイル特別号]消費税増税は『一億総玉砕』への道
本ブログの内容がメールマガジンでも読めます。(※無料です)
野田首相は27日、消費増税法案に関して「成立に政治生命を懸けている」と、今国会での成立に進退を懸ける決意を改めて強調しました。
しかし、野田首相は自らの公約を守ることに「政治生命を懸ける」べきです。そもそも、野田首相は2009年の総選挙において、大阪で行なった街頭演説で以下のように述べています。(YouTube動画⇒http://goo.gl/vKgB4)
「マニフェストはイギリスで始まりました。ルールがあるんです。書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです。
書いてあったことは4年間、何もやらないで、書いてないことは平気でやる。それはマニフェストを語る資格がないというふうに、是非、皆さん思って頂きたいと思います。
その一丁目一番地は『税金の無駄遣いは許さない』ということです。天下りを許さない、渡りは許さない。それを徹底していきたいと思います。
消費税1%分は2兆5000億円です。12兆6000億円ということは消費税5%ということです。消費税5%分の皆さんの税金に、天下り法人がぶら下がってるんです。シロアリがたかってるんです。
それなのに、シロアリを退治しないで、今度は消費税引き上げるんですか?鳩山さんが4年間消費税を引き上げないといったのは、そこなんです。
シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。徹底して税金の無駄遣いをなくしていく。それが民主党の考え方であります。」
しかし、野田首相ら民主党議員は「4年間消費税を上げない」と公約して当選しておきならがら、いまや、マニフェストに一言も書いていない「消費税増税」のみならず、大増税路線を邁進しています。これは完全な「詐欺」です。
公約の「天下り根絶」についても、「根絶」どころか、民主党政権発足から約1年間で、政府とつながりの深い法人に再就職した中央省庁出身者と現役出向した国家公務員が4240人に上り、「シロアリ」にたかられまくっています。(2011/2/24 読売⇒http://goo.gl/GjEmO)
結局、政治家や官僚は保護されているどころか、「消費税増税」によって、ますます権益拡大を目指そうとしています。
このまま大増税しても、国民は苦しみ、経済は停滞し、その結果、税収も減少します。その行き着く先は『一億総玉砕』であります。
今こそ、民主党政権の大増税から、日本を守り抜く闘いを開始すべきです!!
つきましては、幸福実現党は、3月31日(土)日比谷公園野外大音楽堂の「増税が国を滅ぼす!一万人国民集会&デモ」に協賛参加し、「消費増税反対の国民運動」を起こして参ります!
被災地の宮城県からも、大型バスを貸し切り、本集会に結集頂きます!また、三重県からも大型バス4台で駆けつけて頂くことになりました!
是非とも、日本各地から総結集いただき、日本を滅ぼす消費税大増税を食い止め、野田・ウソつき詐欺政権を打倒し、日本の明るい未来を切り拓いて参りましょう!!
幸福実現党幹事長 松島弘典
☆゜・:.。. .。.:・゜
■「増税が国を滅ぼす!国民集会」⇒http://goo.gl/AAEkQ
【開催日時】3月31日(土)12:00開場・13:00開演
【場所】日比谷公園野外大音楽堂⇒http://goo.gl/d5ZvB
【デモコース】日比谷公園→霞が関→新橋→有楽町→自然解散
【持ち物等】お持ち頂ける方は、プラカードをお持ちください。
※雨天決行のため、必要な場合は雨具をご用意下さい。
※主催者告知⇒http://goo.gl/OhGGy
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[HRPニュースファイル225]ソウル核安全保障サミット閉幕―日本外交無策ぶりが露呈した国益無視の野田外交―
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韓国の首都ソウル市で行われた第2回核安全保障サミットに出席した首脳らは3月27日、高濃縮ウランやプルトニウムの廃棄・使用最小化に努めることで核テロを防ぐとする内容の共同声明(ソウルコミュニケ)を満場一致で採択しました。(ソウルコミュニケ全文⇒http://goo.gl/1CfwF)
元々、核安全保障サミットは、アルカイダなどの国際テロ組織に代表される国家の所属によらないテロ組織などが、核物質を不正に入手してテロを起こすことを阻止すること、すなわち「核拡散」を防ぐためにスタートしました。
今回の第2回核安全保障サミットは、本来の目的を踏襲しつつも、昨年の福島原発事故、そして北朝鮮やイランの核開発問題も絡めた非常に広い意味合いを持つ会合になりました。
ソウルコミュニケでは「核物質の防護に関する条約」「核によるテロリズムの行為の防止に関する国際条約」を順守し、「核物質の防護に関する条約」を2014年に完全に発効すること等が確認されました。
これだけでも日本にとっては重大な事ですが、福島原発事故を受けて、コミュニケでは「核安全保障と安全性」という項目が設けられ、核安全保障および安全性の確保の両方に対応した効果的な緊急事態への準備、対応、被害の軽減の手法やそれらの機能を維持する必要性が確認されました。
そして2011年9月にニューヨークで開催された原子力安全に関するハイレベル会合の開催を歓迎するとされました。同会合で野田首相は「日本は事故の全事象を国際社会に開示し教訓を発信する」「原子力発電の安全性を世界最高水準に高める」「原子力を利用する多くの諸国の関心に応える」と宣言しています。
しかし、今回のサミットでは、野田首相は、事故の全事象を国際社会に開示し、教訓を発信することも、原子力発電の安全性を世界最高水準に高める努力をすることも、原子力を利用する多くの諸国の関心に応えることもせず、国際社会の落胆を招きました。
また、ソウルでは25日から26日にかけて、米国、中国、韓国、ロシアの4カ国の首脳がそれぞれ二国間会談を行い、北朝鮮のミサイル発射阻止について議論を深めましたが、野田首相が訪韓したのは26日の夜で、ソウル滞在時間はわずか18時間しかなく、野田首相自身、「(米国首脳との会談は)立ち話になるかもしれない」とこぼしていたほどです。
日本としても北朝鮮ミサイル発射問題を受け、米国、韓国、ロシア、中国等との連携は不可欠ですが、これら4カ国との首脳会談は無く、日本は、完全に危機管理外交のかやの外に置かれました。(3/27 産経「核安保サミット 外交無策つまはじき…首脳会談予定なし」⇒http://goo.gl/ztWiS)
李明博大統領は24日から29日にかけ、27カ国・国際機関の首脳や首席代表28人と相次ぎ会談する計画です。サミット前後で行われる首脳会談は合計250回に及びますが、その内、日本が関わる首脳会談はただの1回も予定されておらず、これは極めて異例な事態です。
これは野田首相が消費税増税議論に埋没して、外交・安全保障問題を軽視した結果です。
北朝鮮がミサイル発射実験を行い、核兵器を保有すると最も脅威を受けるのは日本です。国際社会が危機管理外交を重ねる中、無様にもノコノコと遅れてサミットに参加し、すぐに帰国した野田首相は、日本の外交・安全保障無策を世界に晒したのみです。
国家の危急存亡を放置し、ひたすら「消費税増税」に奔走している野田首相の行動は、明らかに「国益」に反しており、想像を絶する愚かな行為です。
3月31日には「増税が国を滅ぼす!国民集会」(集会&デモ)が日比谷公園野外大音楽堂で開催されます(⇒http://goo.gl/AAEkQ)。野田首相は、日本の首相として全くの不適格です。総力を上げて早期退陣に追い込んで参りましょう!(文責・黒川白雲)