[HRPニュースファイル280]裁判員制度3年――裁判員制度のリスクを見極めよ!

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裁判員制度は5月21日、施行から3年を迎えました。裁判員裁判が始まり、今年3月末までに約2万8千人が裁判員・補充裁判員として裁判に参加し、約3600人の被告に判決を言い渡しました。

産経新聞は全国の弁護士会を対象にアンケートを行い、過半数が「定着した」と答える一方、9割以上の会が「制度に改善すべき点がある」として運用改善を求めています。(5/21 産経⇒http://goo.gl/EV5Rq

読売新聞は全国の裁判員経験者にアンケートを行い、回答者の内、9割以上が「経験を肯定的に受け止めた」としています。毎日新聞の社説も「裁判官、検察官、弁護士ら法曹三者は3年間の実績を好意的に受け止めている」と論じています。

裁判員法は3年たって必要があれば見直すよう定めていますが、概ね評価は高く、運用面での改善点はありますが、法改正までは未定といったところでしょうか。

裁判員制度は2009年、「裁判への市民感覚の反映」を目的に導入されました。20歳以上の有権者から無作為に選ばれた裁判員6人が裁判官3人とともに審理し、被告の有罪、無罪と量刑を決めます。

これは、アメリカ等の陪審員制度に倣った制度ですが、陪審員制度は陪審員が「有罪か無罪か」だけを決め、具体的、法律的な内容、そして量刑については裁判官に任せる制度です。一方、日本は裁判官と裁判員が一緒になって量刑まで決めます。(最高裁判所HP⇒http://goo.gl/WJuEd

このことについて、幸福実現党名誉総裁・大川隆法先生は「量刑まで決めていくということなので、極めて危険な領域に入っている。裁判員の選び方によっては大変なことが起こる可能性がある」と警告しています。(大川隆法著『幸福実現党宣言』幸福の科学出版,2009年.p.98⇒http://goo.gl/1nJfd

裁判員制度の本当の理由は「裁判官があまりにもこの世離れした人が多く、国民の権利が損なわれている。一般国民の方が常識があるので、裁判に参加し、意見を言ったほうが、結論を間違えないだろう」ということです。

しかし、「プロではまともな判断ができないので、素人を入れる」という発想には一種の恐ろしさを感じます。「裁判への市民感覚の反映」が必要ならば、裁判官を定期的に民間企業等に出向させ、「市民感覚」を磨くなどの工夫や知恵を出していくことも重要だと思います。

裁判員の選任にも多くの課題があります。裁判員候補になった人の辞退者は57%に上ります。裁判員の在任期間が長い場合はさらに辞退率が高まります。多くの方々は忙しく、長時間拘束されることは避けたいのです。

この点について、大川隆法党名誉総裁は「民間人はそれほど暇ではありません。会社が潰れかかっているようなときに、量刑までやっている暇はありません。おそらく、この制度は見直しがなされ、膨大な作業がもう一度始まるはずです」と述べています。(大川隆法著『政治の理想について』幸福の科学出版,2009年,p.105⇒http://goo.gl/WfbmL

裁判員制度は「司法の民主化」「司法への市民参加」としてもてはやされていますが、ソクラテスに死刑を言い渡した「人民裁判」以来、「多数意見が本当に正しいのか」ということは歴史的にも議論が分かれるところです。

鳥取県では「いじめが正しいか、間違っているか」について学級会で多数決が行われ、挙手の結果、「いじめられた人が悪い」の方が、「いじめた人が悪い」よりも多くなり、いじめられた少女が悪いと認定された事件が起きました。⇒http://goo.gl/964Et

「利害対立」の落とし所を多数決で決めるならまだしも、「善悪」を多数決で決めるには大きなリスクを伴います。

特に宗教的なものの場合、例えば少数者が信じている宗教に対する、多数決の意見が必ずしも正しいとは言えない場合が多く見られます。かつての「魔女裁判」のようなものが現代でも行われる危険は否定できません。

憲法学の第一人者、慶應義塾大学法学部の小林節教授は憲法32条で保障されている「裁判を受ける権利」とは「本来プロの裁判官に裁かれることの保障」であって、「公正な第三者である裁判官に(公正な)裁判をしてもらわない限りは刑罰を受けない」という保障である。「裁判員という名の素人を司法に参加させることには賛成できない」と述べています。(小林節著『「憲法」改正と改悪』時事通信社,2012年,p.143⇒http://goo.gl/ZkaOL

こうした憲法の趣旨に鑑みても、裁判員という一般を司法に参加させることに、改善や法改正も含め、根本的に見直していく必要があると考えます。

3年を経過した裁判員制度。マスコミは「プロの常識に一石を投じた」と賛美していますが、裁判員制度のリスクについても明らかにすべきであり、同制度のあり方について国民的議論を深めていくべきです。(文責・竜の口法子)

[HRPニュースファイル279]ウイグルの人々の声を聞け!そして日本は中国の覇権主義からアジアを守れ!

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日本のマスコミは「日中記者交換協定」によって中国批判を規制されているため、多くの日本人は、中国による「東トルキスタン」に対する残虐極まる軍事侵略の悲劇を知りません。

1949年に中国人民解放軍が東トルキスタンに侵入し、最終的に東トルキスタン共和国を征服し、1955年に「新疆(しんきょう)ウイグル自治区」と命名しました。(世界ウイグル会議HP⇒http://goo.gl/yC3TH

「新疆」とは「新しい領土」「新しい植民地」という意味です。中国共産党政府は、同自治区に漢民族を大量に送り送り込み、ウイグル人の土地を奪い、中国に反発する者は次々に捕らえては暴行、虐殺を繰り返してきました。

1964年から中国は核実験を開始、これまで46回におよぶ核実験を行い、19万人が急死、健康被害者は129万人にのぼります。(参照:高田純(札幌医科大学教授)著『中国の核実験─シルクロードで発生した地表核爆発災害─』⇒http://goo.gl/NZIGP

また、結婚適齢期の女性たちは、沿海部の工場で働かせ、漢民族との結婚を強要されています。そのため、ウイグル自治区に残った男性たちは結婚の相手がいないため、ウイグル人の人口は急速に減少し続けています。

これが中国の恐るべき「民族浄化政策」の実態です。(参考・幸福実現TV「ウイグル虐殺の真実と日本」⇒http://goo.gl/eSdwv

中国共産党政府は米国で起きた「9.11テロ」以降、ウイグル人の中国に対する抗議や活動は「イスラム教徒のテロである」と国際的に喧伝し、弾圧を正当化しています。

今年4月5日には、中国政府は「東トルキスタン・イスラム運動」のメンバー6人を「テロリスト」と認定。「国際社会と連携してテロ対策を強化する」と国際社会に発信しています。(4/6産経⇒http://goo.gl/MFJrV

そのような中、5月14日から17日、中国政府が「反体制組織」と認定している「世界ウイグル会議」の第4回代表大会が東京で開催されました。

今回来日した「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は、自らも中国批判で投獄された経験を持ち、後にアメリカに亡命しています。

同議長は記者会見で、2009年7月の新疆ウイグル自治区での暴動を機に「中国の流血政策は激しさを増している。自治権を与えず、ウイグル人を絶滅に追い込んでいる」と中国政府を厳しく批判しました。(5/14産経⇒http://goo.gl/zph7r

日本がラビア・カーディル氏にビザを発給したことに対し、中国政府は「日本の決定に反対を表明する」と強く反発しています。(5/11産経⇒http://goo.gl/N687H

その意趣返しとして、第5回日中韓サミットでは、胡錦濤国家主席が野田首相との首脳会談を拒否しました。(5/15読売「胡主席の会談拒否、ウイグル会議へ意趣返し?」⇒http://goo.gl/EMrC6

更には、中国の駐日大使が日本の与野党国会議員多数に「日本政府がこれを認めれば、日本自身の安全にも害がある」という、恫喝的脅迫状を送り付けてきました。(5/18 夕刊フジ「中国ふざけるな!大使恫喝文に自民有志が抗議へ」⇒http://goo.gl/TepG6)

そして驚くべきことに、同大使は日本の国会議員に対して「ラビアおよびドルクンらの中国の分裂を図る反中国および暴力テロの本質をはっきり見抜き、いかなる形でも接触せず」「いかなる支持もしないことを希望する」と命令しています。

これは完全な内政干渉であり、ジャーナリストの櫻井よしこ氏は「中国は日本の宗主国のつもりだろうか。わが国の政治家に、そして日本人に、これをしてはならない、あれをしてはならないと命令する内政干渉は許し難い」と強い憤りを表明しています。⇒http://goo.gl/BL0nG

中国では政府の意向を受けた中国社会科学院日本研究所の学者・呉懐中氏は「沖縄の主権は中国に属する」とまで断言しています。(2010/8/20 新華社)

中国のウイグル自治区化も「ウイグルは中国のものである」という主張から始まっています。その歴史に学ぶ時、「今日のウイグル」の姿は、「明日の沖縄」そのものの姿となる可能性があります。

「新疆・琉球自治区」を誕生させないためにも、日本政府は全力を挙げて、人権弾圧に苦しむチベット、ウイグル、南モンゴルの人々を救い、各国の独立と中国の民主化・自由化を支援すべきです。

その第一歩として、幸福実現党は5月26日(土)、ウイグルや南モンゴルの方々を講師に招き、幸福実現党講演会「日本へのファイナルジャッジメント―奪われた祖国、そして、日本の針路」を開催致します。⇒http://goo.gl/7QpTX

日本の未来を考えるべく、一人でも多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。中国の人権弾圧を救済するのは、アジアの民主主義のリーダーである日本の使命です。(文責・佐々木勝浩)

5/20 Happiness Letter808〔「沖縄・九州防衛プロジェクト」発足!!〕

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皆さま、おはようございます!

■「沖縄・九州防衛プロジェクト」発足のお知らせ

この度、迫りくる中国・北朝鮮の軍事的脅威に対応するため、「沖縄・九州防衛プロジェクト」が発足致しました。

今後、中国・北朝鮮の脅威から沖縄・九州を守り抜くために、政党活動の一環として国防強化の世論形成活動を展開して参ります。

具体的には、沖縄独自の「フリーペーパー」の発刊や国防パレードの実施、国防ポスター「今こそ、国防。」の掲示を強化するなど、国防意識を沖縄県民に対し幅広く訴えて参ります。⇒http://goo.gl/uExVw

また、この活動を支えるために「沖縄・九州防衛基金」を設置し、沖縄・九州の政治活動や選挙活動、さらには国防に関する活動を展開するための資金に活用して参ります。

7月末までの党本部への寄附につきましては、この「沖縄・九州防衛基金」として扱わせていただきます。党本部への寄附につきましては、こちらのページをご覧ください。⇒http://goo.gl/W6fiu

党員の皆様の熱きご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
☆゜・:.。. .。.:・゜
■幸福実現党のPRドラマ「幸福実現党、日本奪還!」完成!!



もし日本が他国から侵略され、全ての自由を奪われたとしたらどうなるか?これをシミュレーションし、映像化してみました。

もし、このドラマのように日本が全体主義や独裁に支配されたなら、言論・出版の自由、集会・結社の自由、信教の自由をはじめとするすべての自由が失われてしまいます。

私たち幸福実現党は立党以来、一貫して自由を守るための戦いを続けています。このドラマが、「自由」について考える機会となれば幸いです。ぜひ、本動画を拡散頂けましたら幸いです。

[HRPニュースファイル278]中国の南シナ海侵攻と尖閣・沖縄の危機

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フィリピンと中国が互いに領有権を争う南シナ海のスカボロー礁で4月10日、中国漁船を拿捕しようとしたフィリピン船舶を中国の監視船が妨害して以降、両国の船舶がにらみ合いを続けています。

フィリピン当局によると現在、同海域には中国の監視船2隻と漁船10隻、フィリピン艦船2隻と漁船1隻がいるということです。(5/17 AFP⇒http://goo.gl/gXkpi

この間、中国はフィリピンに対して激しい外交上の駆け引きを展開。中国旅行会社のフィリピン旅行の一時中止、バナナへの検疫強化など、経済的圧力を強化。フィリピンが提言した島嶼の領有権に関する国際司法裁判所への付託も一蹴しています。(4/18 人民網日⇒http://goo.gl/fH1vg

にらみ合いから1ヶ月が経過した5月8日、中国共産党の機関紙・人民日報海外版は「我々はフィリピンに対抗する十分な手段を持っている」「各種の軍事的挑発に対する十分な準備を行う必要がある」と「最後通告」を掲載。

過去二度、人民日報がこうした「檄文」を掲載した直後に、中印国境紛争や中越戦争が勃発しているため、今回もフィリピンとの武力衝突は必至と見られています。(5/10 Record China「南シナ海問題で中国がフィリピンに最後通告、一触即発の事態に」⇒http://goo.gl/LyPp6

この南シナ海での紛争は、決して「対岸の火事」と傍観することは出来ません。

中国共産党の公式機関紙である人民日報が「日本に水をあけられている中国海監の装備」と題し、フィリピンとの紛争を教訓に、更なる対日軍備強化を提唱しています。(4/19 人民網日本語版⇒http://goo.gl/stPgJ

更に、東京都による尖閣諸島購入計画(参考:SAPIO6/6号「中国、東京都の尖閣購入計画に態度硬化させ軍艦等派遣も検討」⇒http://goo.gl/ER7LC)や「国連大陸棚限界委員会による沖ノ鳥島の認定」(参考:4/29 産経「沖ノ鳥島『支持せず』中国外務省が反論」⇒http://goo.gl/IxM7v)を受け、中国も態度を更に硬化させています。

実際に中国が尖閣諸島や沖縄に実力行使を行った場合、日本政府はどのように対処するつもりなのでしょうか?

憲法9条の束縛(「国の交戦権は、これを認めない」)によって、自衛隊には明確な交戦規定が設けられておらず、現状では日米同盟に頼らざるを得ない状況にあります。

しかし、米軍が沖縄から漸次的に撤退していく流れは必至です。今、日本が根本的に「自主防衛」に舵を切らなければ、尖閣諸島や沖縄は近々、危機的状況を迎えることになります。

既に中国では「中華民族琉球自治区」援助準備委員会設立の公告が喧伝されており、「琉球臨時政府」や「琉球独立憲法」を策定。中国の軍事力を背景に「琉球国」の独立を宣言するだけという見方もあります。(2011/3/13 産経「中国画策、沖縄を『琉球自治区』に、海軍機が尖閣接近」⇒http://goo.gl/fSGtS

元警視庁捜査官の坂東忠信氏は「人民解放軍の中には、日本への侵攻計画を呼びかける高級幹部もいる。『琉球自治区』の動きは民間(の論調)を装っているが、今後、世界中の中華民族と連携して圧力をかけてくる可能性もある」と警告しています。(同上)

尖閣諸島、沖縄の危機が強まる中、今こそ、国民の「生命・財産・安心」を守るべく、憲法改正による防衛軍の創設を軸とした「自主防衛強化」への取り組みを開始すべきです。日本にとって今が最後の決断の時です。(文責・小川俊介)

[HRPニュースファイル277]中国が尖閣諸島を「核心的利益」と宣言――日本はフォークランド紛争の教訓に学べ!

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5月13日の日中韓首脳会談で、中国の温家宝首相は野田首相に対し、尖閣諸島について「(中国の)核心的利益と重大な関心事項を(日本が)尊重することが大事だ」と述べ、中国の尖閣諸島領有を強く主張しました。⇒http://goo.gl/f8dFV

「核心的利益」とは、中国政府が「国益上譲れない」という強い領有の意思を表明するときに使う外交用語です。

これまで、中国政府は「核心的利益」という言葉を台湾やチベット、ウイグル等に限定して用いていましたが、2010年頃から中国の政府系メディアが南シナ海について使い始め、2012年1月には、尖閣諸島について人民日報が使用し始めました。⇒(5/17 日本の論点「中国の『核心的利益』」⇒http://goo.gl/RWESj

中国首脳が尖閣諸島について、侵略したチベットやウイグル等と同じ「核心的利益」と宣言したということは、尖閣諸島に対する「武力行使宣言」がなされたということです。

こうした中国の尖閣諸島侵攻に備え、陸海空3自衛隊が昨年11月の統合演習で、沖縄・尖閣諸島が中国に占領されたと想定し、詳細な「奪還作戦」を策定していたことが分かりました。(5/9 産経「陸海空3自衛隊 尖閣奪還作戦を策定 『中国が占領』連携対処」⇒http://goo.gl/V2EBc

自衛隊がようやく尖閣諸島防衛強化の姿勢を示したことは前進ですが、なぜ、尖閣諸島が奪われたことを前提とする「奪還」演習なのでしょうか。

北方領土や竹島を見ても明らかなように、国土は一度奪われると奪還は非常に困難で、奪還には大きな犠牲を伴います。「国土を奪われてから奪い返す」という戦略は下策であり、「国土を奪われないようにする」ことこそ上策です。

ここで参考になるのは、イギリスとアルゼンチンとの間で争われているフォークランド諸島の領有権問題です。

フォークランド諸島は英国が1833年から実効支配していますが、アルゼンチンはスペインから独立した際に相続した領土だとして領有権を主張。1982年4月2日に発生した紛争は約2カ月半にわたって続き、英国側が勝利しました。

しかし、フォークランド諸島を巡る両国の領有権争いは、今もなお続いています。アルゼンチンが英領フォークランド諸島に侵攻、敗北したフォークランド紛争開戦から30年目の今年4月2日、アルゼンチン大統領は改めて同諸島の領有権を主張しました。⇒http://goo.gl/JFnGx

アルゼンチンが領有権問題を再燃させた理由は、フォークランド諸島沖には約3億5000万バレルの石油が埋蔵されていると目されており、経済的に減速したアルゼンチンは豊富な資源を埋蔵する同諸島に強い魅力を感じているためです。(4/2 ロイター「フォークランド紛争から30年、海底油田めぐり緊張高まる」⇒http://goo.gl/d8Aw0

フォークランド諸島を巡る英国とアルゼンチン両国間の対立の構図は、日本と中国が争う尖閣諸島の領有権問題にもそっくりそのまま当てはまります。

フォークランド諸島は英国から10000km以上離れていますが、アルゼンチンから1000kmも離れてはいません。一方、尖閣諸島は日本本土から1000kmほど離れていますが、中国本土からは300kmほどしか離れていません。

国連が尖閣諸島沖で行った調査では、埋蔵量世界第2位のイラクに匹敵する推定1095億バレル(推定7000兆円)の石油の埋蔵可能性が報告されています。尖閣諸島は、急激な経済成長と人口増大によるエネルギー不足に悩む中国にとっては、まさしく唾涎の的です。

フォークランド紛争の時には、イギリス海軍の艦船がフォークランド諸島に配備されていなかったことが、アルゼンチン側に武力侵攻を踏み切らせる一因となりました。

日本も尖閣諸島や付近の石垣島や沖縄本島に海上自衛隊の護衛艦を配備しておらず、海上保安庁の巡視船が配備されているのみで、容易に中国側の侵攻を許す状態が続いています。

フォークランド紛争の初動で遅れを取ったイギリスは、マーガレット・サッチャー首相の決断で空母機動部隊や爆撃機部隊を始めとした大規模な部隊を派遣し、多大なる人的犠牲や経済的犠牲を払いながらフォークランド諸島を奪い返しました。

しかし、日本の民主党政権にサッチャー元首相のような強いリーダーシップを期待することはできません。

本土から離れた島を統治する場合、実効支配を確実なものにしなければ、他国による侵略を招くことは火を見るよりも明らかであり、万が一、占領された場合、「奪還」には多大な犠牲を伴うことは避けられません。

日本政府はこうしたフォークランド紛争の教訓をよく学び、自衛隊の護衛艦を南西諸島に配備し、尖閣諸島周辺海域のパトロールを強化し、早急に尖閣諸島の実効支配を確実なものとすべきです。(文責・黒川白雲)

5/19 Happiness Letter807〔いよいよ明日、ユートピア活動推進館スタート!!〕

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皆さま、こんにちは!
明日5月19日(土)は、いよいよ、ユートピア活動推進館での祈願、研修、一般参拝がスタートとなります!つきましては、19(土)・20(日)の行事をご案内申し上げます。

1.【落慶・ヘルメス大祭記念集合祈願】

19(土)・20(日)11時より、2階礼拝堂で開催されます。祈願終了後に、松島弘典幹事長よりご挨拶させて頂きます。

なお、この両日に限り、祈願をお受けにならない方もご参列頂けますので、ぜひお誘い合わせの上、ユートピア活動推進館にお越しください!お待ち申し上げております。

当日、執り行う祈願は、ユートピア活動推進館限定の『ヘルメスの政治必勝祈願』、既に開示済の政党祈願(※)、さらに『日本の平和を目指すための祈り』『大黒天成長祈願』、並びに各種祈願文祈願となります。

※『坂本龍馬・幸福維新実現祈願』『吉田松陰・人生勝利祈願』『西郷隆盛・幸福維新祈願』『幸福維新・突破成功祈願―聖徳太子特別霊指導―』『久坂玄瑞・政界浄化祈願』『神聖政治実現祈願『中華帝国主義粉砕祈願』『北朝鮮の核暴走抑止祈願』

2.【坂本龍馬特別霊指導『幸福維新実現研修』】

19(土)・20(日)の12時より、4階特別研修室で開催されます。幸福実現党応援団長の坂本龍馬先生直々の霊指導による「維新の志士」輩出研修であり、爽やかでスケールのでっかい魅力的な人間になるための「奇跡の研修」です。

研修時間は約3時間半です。参加ご希望の方は今すぐ、お電話にてご予約ください!⇒03-6277-6937

3.【ご法話『宗教立国の実現』研修】

5月13日に大川隆法党名誉総裁より、「ユートピア活動推進館」落慶記念及び立党三周年記念として賜ったご法話を研修形式で学びます。

今後、私たちが進むべき方向性が格調高く示されると共に、迫りくる危機、特に国防・外交上の危機が具体的に語られます。

また、質疑応答では「間もなく、沖縄県民が度肝を抜かれるようなことが起きるだろう」という予言もなされています。全幸福実現党員必聴のご法話です。研修時間は約1時間半となります。

【ユートピア活動推進館】
住所:港区赤坂2-10-8
地下鉄溜池山王9番出口から徒歩3分⇒http://goo.gl/ZKX0L

【ご予約・お問い合わせ】
電話: 03-6277-6937 (休館日を除く10時~18時)

5/18 Happiness Letter806〔衝撃!!橋下大阪市長の「本心」が明らかに!〕

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皆さま、おはようございます!

■衝撃!!橋下大阪市長の「本心」が明らかに!

明日19日(土)より、全国の支部・拠点・精舎にて、「『橋下徹は宰相の器か』―徹底霊査する―」が開示されます!⇒http://goo.gl/AaOBW

本霊言では、今、話題の橋下大阪市長が何を狙っているのか?政治進出の目的は?そして、幸福実現党に何を期待しているのか?――いよいよ、明日、驚きの本音が明らかに!

マスコミでも注目の人物が果たして「宰相の器」なのか?橋下氏の「本心」に迫った本霊言を是非ご拝聴下さい!

【開催場所】全国の幸福の科学支部・精舎・拠点⇒http://goo.gl/Qi0ld

■ついき秀学党首のコラム、装いも新たにスタート!!

本日18日(金)からフジサンケイビジネスアイ誌で、インタビュー形式による党首コラム「未来への決断」が始まります!(5月は18・25日に掲載。6月からは第2・4金曜日に掲載)。

第一回目のタイトルは「冷静な判断で原発の再稼動を急げ」です。是非、御一読ください!

■明日19日(土)、東京大学五月祭、伝説の安田講堂にて「立木秀学講演会」開催!

明日19日(土)、「宗教による『日本の常識』破壊!」と題し、ついき秀学党首が「宗教がなぜ今の日本に必要なのか」「あるべき日本のビジョンとは何か」を語ります!⇒http://goo.gl/VL5Xe

当日は、どなたでもご参加頂けます。ぜひ、皆様、ご参集下さい!

【日時】5月19日(土)12:00~13:00

【会場】東京大学本郷キャンパス安田講堂⇒http://goo.gl/MkKZm
東京メトロ南北線東大前駅より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線本郷三丁目駅より徒歩10分

※注意事項:本講演会は個人(東大OB)としての登壇となります。五月祭で政党や宗教などの組織のPR・宣伝・布教活動等はできませんので、ご了承の程お願い申し上げます。

■ついき秀学党首の新刊書籍発刊!!

5月21日(月)、ついき党首の書籍『日本政治の常識破壊』(定価1470円〔税込〕)が発刊されます!⇒http://goo.gl/iRJU1

本書には「フジサンケイビジネスアイ」紙に連載されたコラム「Mirai vision」に加え、日下公人氏との対談も収録!全国書店や支部・精舎にて是非お求めください!!

[HRPニュースファイル276]既成権力者たちから日本を取り戻せ!

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現在、「消費税増税」による経済の危機、「脱原発」によるエネルギー安全保障の危機、更には「緊迫する極東情勢」による国防の危機、これら三つの危機が同時に日本を襲い、日本の国難がより一層深まっています。

私たち幸福実現党は3年前から国難の到来を警告し、日本の政治に柱を立てるべく、正論を訴えて参りましたが、それらはことごとく「岩盤のような何か」に阻まれ続けてきました。

日下公人氏は著書『日本既成権力者の崩壊』(ビジネス社、2/7発刊⇒http://goo.gl/kGp1q)の中で、「今までの中変化、小変化の波を乗り切って地位を築き、資産や名声を得た人たち」を「既成権力者(エスタブリッシュメント)」と呼んでおりますが、私は「既成権力者」こそが「岩盤のような何か」の正体であると考えます。

そして、その中心は紛れもなく財務官僚、マスコミ、そして御用学者であり、この三つの「既成権力者」がこの日本の国難を作りだしている張本人であると言えます。

「消費税増税」一つをとっても、既成権力者同士の蜜月な関係性は明らかです。例えば、財務省は「新聞業界に対する軽減税率の適用」という「アメ」をちらつかせ、その見返りに、大手新聞の多くは「消費税増税必要論」を「布教」しています。

また、「消費税増税」を訴える財務省やマスコミの理論を裏付ける便利な存在として「御用学者」と呼ばれる知識人・言論人たちがいます。彼らは審議会等のメンバーとなり、政権の意向に沿った答申にお墨付きを与えることを主な仕事としています。

彼らは得てして左翼思想に汚染されており、自らのイデオロギーを振りかざしながらも、既成権力と一体となって都合の良い理論を展開し、異議を唱える学者、言論人達を排除しています。

そして、既成権力者の中でも筆頭に挙げられるのは「財務官僚」です。小泉内閣の閣僚として財務省と予算編成の主導権を争った竹中平蔵氏は、財務省を「大きな財布の中でカネを配ることが財務省の権力の源泉」と称しております。

財務官僚による予算の裏付けがなければ、他の省庁が推進するいかなる政策も日の目を見ることはなく、逆に、財務省の省益を拡大するような政策であれば、いかなる愚策であっても実現するような権限を有しています。

自民党時代から行われている生産調整など農業のバラマキ政策も、背後には「政治家と財務省の癒着」があります。こうした政治家と財務省の癒着は、実は「脱官僚」を旗頭としていた民主党政権になって以降も更に加速しています。

結局、民主党政権が言う「脱官僚」とは、財務省以外の官僚からは距離を取るが、財務省とは手を握る」ということであったのです。

日本が長期に渡る停滞から脱し、新しい日本を再建していくためには、国家としての制度的イノベーションが必要であり、私は以下の二つの政策を提言致します。

第一は「予算の複数年度制の導入」です。憲法86条で「予算の単年度主義」が採られていることにより、原則、予算の期限が1年間となっており、毎年予算を決める度に財務省が「主導権」を握り、財務省の「権力の一極集中」と「既得権益との癒着」を生み出しています。

世界に目を向ければ、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドなど、既に「複数年度会計」を行っている実例はあります。

「複数年度会計制度」を導入することで、年度末の予算の使い切り等、無駄な予算執行を排除すると共に、政治家や各省庁が財務省の顔色を伺わずに、長期構想を持って国家的政策を遂行していくことができるように改革すべきです。

第二は「中選挙区制度への移行」です。小選挙区制度は、人気取り、バラマキ、利益誘導型の政治家が勝つシステムとなっています。国難が深まる中、「ポピュリズム政治」を断ち切り、真に国民の幸福と国益のために邁進する政治家が輩出される制度への改革が急務です。

幸福実現党は必ずや、規制権力者の手から自由を取り戻し、良識あるメディアや言論人、官僚達とも手を取り合って、「世界のリーダー国家・日本」を築いて参ります。(文責・HS政経塾1期生 城取良太)

5/17 〔幸福実現党公開講演会のご案内〕Happiness Letter805

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~ユートピア活動推進館落慶記念・立党3周年記念~
幸福実現党講演会 日本へのファイナルジャッジメント
―「奪われた祖国、そして、日本の針路」―
開催のご案内


 この度、ユートピア活動推進館落慶、並びに立党3周年を記念して「幸福実現党講演会」を開催致します!

 5月26日(土)、(宗)幸福の科学 ユートピア活動推進館2Fにて、3人の講師をお招きし、「日本へのファイナルジャッジメント―奪われた祖国、そして、日本の針路―」と題し、中国に祖国を奪われたチベット・東トルキスタン・南モンゴルの実態と日本に迫る国難、そして「新しい選択」を提言致します。(中国・マスコミ問題研究会共催)

 南モンゴル(現・内モンゴル自治区)の自由と独立を掲げるモンゴル自由連盟党幹事長のオルホノド・ダイチン氏からは「日本人が知らない南モンゴル弾圧の実態」と題し、「祖国を失う」ということが、どのようなことであるのか。平和ボケした日本人への激烈なるメッセージを賜ります。

 東トルキスタン(現・新疆ウイグル自治区)の自由と独立を掲げるトゥール・ムハメット氏(中央アジア研究所代表)からは「ウイグルの大地は屋根を持たない刑務所になった」と題し、中国に侵略された国々で起こっている恐るべき人権弾圧の実態、日本の植民地化の危機についてご講義頂きます。

 また、「朝まで生テレビ!」「ビートたけしのTVタックル」でもお馴染みの元・産経新聞記者の山際澄夫氏からは「中国のチベット侵略と日本の針路」と題し、チベット独立支援活動を通じて見えた、中国の脅威と日本が置かれている危機についてご講義頂きます。

 党員・一般の方どなたでもご参加いただけます。ご友人をお誘い合わせの上、是非、ご参加ください!お待ち申し上げております。

 ご参加のお申し込みは、「お名前」を明記の上、下記までメールを頂きますようお願い致します。
(幸福実現党申込メールアドレス  info@hr-party.jp

【日時】
5月26日(土) 13:00~17:30

【場所】
ユートピア活動推進館 2階礼拝堂
東京都港区赤坂2-10-8 ⇒ http://goo.gl/wZ9gK 
東京メトロ「溜池山王駅」9番出口より徒歩3分

【講演(1)】
「日本人が知らない南モンゴル弾圧の実態」
モンゴル自由連盟党幹事長 オルホノド・ダイチン氏

【講演(2)】
「ウイグルの大地は屋根を持たない刑務所になった」
中央アジア研究所代表 トゥール・ムハメット氏

【講演(3)】
「中国のチベット侵略と日本の針路」
ジャーナリスト 山際澄夫氏

【会費】
2,000円
※昼食をお取りになってからご参加ください。

◆オルホノド・ダイチン氏(モンゴル自由連盟党幹事長)
1966年内モンゴル自治区アル・ホルチン旗生まれ。89年内モンゴル師範大学卒業。2000年に来日。08年大阪大学大学院博士後期課程修了。06年モンゴル自由連盟党を結成。機関誌「自由モンゴル」の編集長も務める。「月刊ザ・リバティ2011年3月号記事 国が滅ぶ理由」でも紹介。
モンゴル自由連盟党幹事長 オルホノド・ダイチン氏

◆トゥール・ムハメット氏(中央アジア研究所代表)
東トルキスタン出身のウイグル人。1985年北京農業大学卒業後、新疆農業大学助手・講師を経て来日。九州大学大学院、農学博士学位取得。97年、ウイグル人の若者を中国軍が武力で弾圧した事件を契機に、弾圧の真実を日本人に伝えることを皮切りに活動を開始。
中央アジア研究所代表 トゥール・ムハメット氏

◆山際澄夫氏(ジャーナリスト)
産経新聞社の政治部で首相官邸キャップ、外務省キャップなどを歴任。ニューヨーク支局長の後、02年退社。保守系オピニオン誌を中心に寄稿する一方、テレビ番組「朝まで生テレビ!」「ビートたけしのTVタックル」等でコメンテーターとして活躍。最新論稿は月刊『WiLL』2012年5月号「朝日新聞は中国の代弁者だ」
山際澄夫氏

[HRPニュースファイル275]未来産業を見据えた理数系教育の充実を

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日本は「ものづくり」大国と呼ばれています。

高い技術力を持った製造業が存在するわが国では、国際的にも重要なサプライチェーンとして不可欠の国であることは、2011年の3月11日に発生した東日本大震災によって改めて明らかとなりました。

言い換えれば、従来のIT産業や航空宇宙産業などに必要不可欠な部品を製造する企業が、東北地方に多数点在していたということです。

近年では、円高の影響と低コストを売り物にして国際市場に輸出攻勢をかける中国やベトナム企業の存在がクローズアップされています。

ただ、依然として技術力の高さと国際市場への供給網を維持しているということは、日本のものづくりの質がいかに高いかを証明しています。

翻って見れば、昨年から円高と原発停止による電力不足懸念が製造業を中心にあるわけですが、もっと根源的な問題を考える必要があります。それは、技術力の基礎になる理数系教育です。

幸福実現党の支持母体である宗教法人と学校法人幸福の科学学園では、英語教育の強化を掲げています。国際社会で通用する若者を育成していく上では大事な政策です。

英語による情報発信力と交渉力は、今後の日本経済、外交にプラスに働く可能性は高いと言えます。国際言語は英語ですので、英語教育の重要性は、しばらくは衰えることはないでしょう。

ただ、忘れてはならない視点があります。英語以外に国際言語となっているのが、実は数学なのです。

ノーベル経済学者として、経済学会最高峰に位置すると言われたP・サムエルソンは、教科書の中で、「数学は言語である」という表現を章の扉に明記しています。数学は、万国共通であり、「第二の国際言語」という視点は、時代が流れても変わることはないでしょう。

さて、問題となっている日本の数学教育に視点を向けてみましょう。

2月25日に各新聞で発表された記事では、大学生の24%が平均の考え方を理解していないということが発表されました(日本数学会が昨年4月7月にかけて、全国6千人の新大学1年生を対象にした数学テスト)。

平均を問う問題は、小学6年生のレベルであるにも関わらず、理工系の学生も18%も間違えていたということであり、大学生の学力低下の象徴として浮き彫りになったのは記憶に新しいでしょう。関連記事はこちら→http://bit.ly/Jb5cLx 問題の正答例はこちら→http://bit.ly/KucLvv

今回の対象となった大学生は、平成10年の学力指導要領で学んだ、いわゆる「ゆとり世代」です。授業時間を減らし、基礎学力習得を目的として始められたゆとり教育は、明らかに学生の学力低下に影響を及ぼしました。

また、数学の試験にも関わらず、記述式問題では日本語自体がおかしい答案も散見されたことを指摘する識者もいます。昭和大学の小野博客員教授は、「数学以前に日本語の文章力ができていない」とします。

政府としては、「脱ゆとり対策」として平成20年改正の新学習指導要領で授業時間を3割増やすことや、マークシート方式ではなく「書かせる」試験を増やすようにしていますが、全面実施は小学校で今年度、中学校で来年度からになり、対策は遅きに失したと言わざるを得ません。

今回の試験を実施した日本数学会理事長の宮岡洋一東大教授は、「数学は科学技術を支える基盤であり、数学で育まれる論理力は国際交渉でも不可欠」と発表しています。

宮岡理事長が指摘しているように、国際社会ではディベートが基本です。言いたい放題ではなく、冷静で客観的な分析と論理的展開に熱い情熱が説得力を生みます。

さらに付加すれば、数学を理解するためにも、やはり母国語の文章読解力も大事です。数学は難しい概念を数式やグラフによって表現しているに過ぎません。経済学でも高度な数学が多用されていますが、複雑な経済事情を数式モデルによって表現する手段です。

幸福実現党は、英語教育の充実と歴史教育の重要性にはかなりのメッセージを発信してきましたが、ロボットや航空宇宙産業などの未来産業育成を提言している以上、今後は理数系教育の重要性も訴え続けていきたいと思います。

これは、日本の伝統である高い技術力維持と未来社会創造のためにも避けられない道なのです。(文責:中野雄太)