皆さま、おはようございます。
昨日3日、尖閣諸島魚釣島沖の接続水域境界付近で、中国の漁業監視船が航行しているのを、海上保安庁が発見。震災後、尖閣諸島付近で中国の漁業監視船が発見されたのは初めてで、中国が震災後、自粛していた尖閣侵攻を“解禁"した恐れがあります。
本日は、昨日に引き続き、幸福実現党政調会の佐々木勝浩(かつひろ)氏より、「中国の日本属国化戦略~すでに、中国の日本属国化は始まっている~」の3回目のメッセージをお届け致します。
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【佐々木勝浩氏寄稿】
《中国の日本属国化戦略(3)「見えない弾」》
昨日お伝え致しましたように、現在中国が日本に仕掛けている戦争は「見えない戦争」です。それは中国の「超限戦」(ちょうげんせん)という新しい戦争形態です。
「超限戦」には25種類にも及ぶ戦闘方法があり、「通常戦」「外交戦」「国家テロ戦」「諜報戦」「金融戦」「ネットワーク戦」「法律戦」「心理戦」「メディア戦」などを通して中国が優位に立つための戦略が用意されています。
中国は2003年に「中国人民解放軍政治工作条例」を改正し、「三戦」と呼ばれる「輿論戦(よろんせん)」「心理戦」「法律戦」を政治工作に追加しています。これらはいずれも「超限戦」に包含されます。
「超限戦」の特徴は、軍事と非軍事の境界を曖昧化していることにあります。武器を使用せず、私達の日常の生活レベルまで入り込んでいる戦争です。
それは目に見えず、巧妙に偽装され、多くの日本国民は中国から「見えない戦争」を仕掛けられていることに気づいていません。
例えば、教育やマスコミを通して憲法9条の「護憲運動」を盛り上げたり、経済的利益や外交を通して政治家を思い通りにコントロールし、中国の戦略を実現させるなどです。
また、相手国の国民の「愛国心」を失わせたり、「宗教」を弱体化させたり、「平和運動」を支援して国民の戦う気概を失わせたり、政治の信用失墜を起こしたり、経済を没落させて国力を削ぐなども含まれます。
昨年の尖閣諸島での中国漁船衝突事件で、中国政府がカードとして切った、ガス田の調査中止、レアメタル輸出禁止、経済・文化交流の停止、日本人駐在員のスパイ容疑での逮捕なども「超限戦」の典型です。
物理的な弾は飛んで来なくても、実際には日本の国民の心の中に、既に多くの「見えない弾」が撃ち込まれ、中国の思い通りに「思想コントロール」がなされているのです。
幸福実現党の活動は実は「思想戦」でもあり、「超限戦」の毒水を日本から一掃し、日本を再建すると共に、思想面から「中国の民主化」を実現していく戦いでもあります。(つづく)
佐々木勝浩
7/4 Happiness Letter578〔「見えない弾」〕
7月 4th, 2011
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