10/26 Happiness Letter694〔デフレ克服の切り札〕

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皆さま、おはようございます!
本日は私、こぶな将人(まさと)より、「デフレ克服の切り札」と題し、3回目のメッセージをお届け致します。

※本文と合わせて、【読む!幸福実現TV】「これでOK!!増税なき震災復興」を合わせてご覧頂ければ幸いです。
http://www.hr-party.jp/new/2011/12931.html
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【こぶな将人寄稿】

政府・民主党は昨日25日、「財源確保法案」として、所得税額を10年間、4%引き上げることを柱にした原案を28日に閣議決定し、国会に提出する方針を決めました。

今後、国会での議論が予定されているものの、与野党とも「増税ありき」を前提に進んでおり、今、私たちが大きな「反対の声」を上げなければ、復興増税を含む財源確保法案がスムーズに可決してしまいます。

幸福実現党は、増税しなくとも、様々な手段で復興財源を確保できると提言しています。

その一つが昨日、お伝え致しました「国債の日銀直接引き受け」です。この手法は「デフレ克服の切り札」でもあります。

よく、「貨幣は経済の血液である」と言われます。人体は血液によって、栄養が身体の隅々にまで行き渡り、機能しますが、経済活動においても、貨幣が足りないと、活動をしたくても身動きが取れません。

例えば、ある会社が売れる製品を作っていて、更に製造能力を高めるために工場を拡張しようとしても、銀行が貸し渋り、「血液」にあたる貨幣が足らなければ、新たな投資ができずに生産量を増やすことはできません。

したがって、国家にはその経済規模に見合った貨幣を流通させる必要があり、それが中央銀行の重要な役割の一つになっています。

しかし、政府や日銀がその務めを怠って来たために、現在の日本経済は「長期デフレ」に陥っています。

「デフレ」は貨幣量が不足している状態であり、先程の血液の例を用いるとするならば、現在の日本は「貧血」で苦しんでいると言えます。

最前線の経営者やビジネスマンの方々は実感されていると思いますが、「デフレ」は売り手には大変厳しい時代です。

こうしたデフレを克服するためには「輸血」が必要です。「輸血」とは「貨幣の供給量を増やす」こと、もっと単純化すれば「金を刷る」ことです。

その輸血手段の一つが「日銀の国債引き受け」です。これは、政府・日銀の決断により、すぐにでも実行することが可能な手法です。(つづく)

こぶな 将人
小鮒将人
HP:http://blog.canpan.info/kobuna/

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