7/17 Happiness Letter591〔「脱原発」5つの間違い〕

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皆さま、おはようございます!
本日は、黒川白雲政調会長より、「『脱原発』5つの間違い」と題し、メッセージをお届け致します。
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【黒川白雲政調会長寄稿】

13日、朝日新聞が1面で「提言 原発ゼロ社会――いまこそ政策の大転換を」という社説を掲載。これと連動して、菅首相が「脱原発宣言」を行いました。

これに対して、幸福実現党は「脱原発は間違い。原発はまだ必要」と正々堂々、どのマスコミも政党も言い切らない「正論」を訴えています。

「脱原発」の間違いについて、下記5つの論点に整理させていただきます。

1.風力や太陽光をはじめとする自然エネルギーは、原発の代替にならない!

・風力や太陽光などの自然エネルギーは出力が弱く、2009年度の発電に占めるシェアは1%に過ぎません。自然エネルギーはコストも高く、原発に代わる基幹エネルギーにはなり得ません。

2.節電が続けば国民の健康は害され、日本経済は沈没する!

・菅首相や朝日新聞は国民や企業が節電することを前提としていますが、夏や冬の節電は国民の命を奪います。産業界も節電で大打撃を被っており、製造業の海外脱出、失業者の増大、不況拡大をもたらします。

3.原発は「エネルギー安全保障」の要

・日本のエネルギー自給率は、原発を除けば4%と極めて低い水準です。中東やシーレーンは情勢が不安定で、石油等の火力発電への依存を高めると、エネルギー供給が危なくなります。

4.低レベルの放射線を恐れる必要はありません!

・1年間に浴びる放射線量が100ミリシーベルト以下では、健康被害は出ないとされています。政府やマスコミの風評被害によって、福島県の産業が大打撃を受けていることの方が大問題です。

5.日本は原子力技術の安全性を高め、世界に貢献するのが使命

・今回、未曾有の地震にあっても、日本の原子炉は安全に自動停止し、技術力の高さが証明されました。今回の事故を経て、安全性を一層高め、世界の原子力技術の向上に貢献すべきです。

以上、5点に整理させて頂きましたが、そもそも、太陽光や風力などの自然エネルギーは、日本では国土が狭い上に天候の変動が大きいため、出力が弱く、不安定な上に高コストなため、多大な補助金が出ていながらも、ほとんど育ちませんでした。

菅首相は「再生可能エネルギー法案」を押し通そうとしていますが、経済的合理性に合わない自然エネルギーを、莫大な補助金と高い電気料金によって、基幹電力にしようとする虚しい試みです。

歴史上、経済的自由や経済的的合理性を無視し、特定のイデオロギーに基づいて国を計画・運営しようとする「国家社会主義」的試みは、ことごとく失敗して来ました。

幸福実現党は本日より、「菅内閣打倒!人災・電力危機を打破しよう」全国一斉活動を展開して参ります!

共に、菅首相の「脱原発」を通じた「国家社会主義」実現を打ち砕いて参りましょう!

黒川 白雲

幸福実現党 政調会長 黒川白雲

HP:http://kurokawa-hakuun.hr-party.jp/news/

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